15 驚愕 ＊霧野目線＊ ページ17
俺は今､グラウンドにいる｡
今は他のやつと交代でベンチに座ってみんなのプレーを見ていた｡
だけど、集中できない…何か､モヤモヤするんだ｡
やっぱり､マサキを一人っきりにするべきじゃなかったのか…?
その時｡
さりあ「霧野さーん!」
片岡か…
はっきり言うと､俺はあいつが嫌いだ｡
無駄にべたべた付きまとってくるし､クラスの友達(男女含め)と話しているとき､邪魔してくる｡
成績はマサキよりちょこっと低いぐらい｡
でも運動神経はマサキがまけてしまう…
顔もまあまあいいんだけど､マサキには敵わない｡
だって性格最悪だし←
だけど､そんな片岡があわてて涙目で走ってきたからぎょっとした｡
さりあ「きっ､霧野さぁん…まっマサキちゃんが､マサキちゃんが!!」
泣きつくようにすがっているコイツ…
なにしてんの…
それより…何?
霧野「まっマサキが､どうしたんだよ!?」
さりあ「部室で倒れていて…!!左手は､えぐられたような傷のあとがあって…!!!
血が…血が…!!」
片岡は泣いていた｡
やっぱり…マサキを一人っきりにするべきじゃなかった｡
さりあ「私がもっと部室に早くいっていればこんなことには…!!」
霧野「とっとりあえず､俺は部室に行くからっ
…て､天馬!!」
グラウンドでほパス練をしていた天馬に声をかけた｡
天馬は俺の表情で理解したのか､走ってきてくれた｡
天馬「霧野先輩…まっまさか」
霧野「その…まさかだ」
天馬「っ…行きましょう､マサキのために…!!」
俺はうなずき返した｡
そして､俺と天馬は走り出した｡
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蘭子(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2013年9月10日 22時) (
レス) id: c9c2604f7f (このIDを非表示/違反報告)
かぜゆう(プロフ) - 蘭子さん)ありがとうございます！頑張ります(>▽<)/ (2013年9月10日 18時) (レス) id: 6cff8bc6a1 (このIDを非表示/違反報告)
蘭子(プロフ) - 続編も頑張ってください！ (2013年9月10日 1時) (レス) id: c9c2604f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜゆう | 作成日時：2013年8月27日 21時
