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私を座らせた宮舘先生は慣れた手つきで
冷蔵庫から湿布と、ケースから包帯を取り出す
それを持って私の前に座る
宮「ちょっとめくるよ？」
そう言って私のワイシャツを少しめくる
そこにはこの前つけた傷痕が残ってて
何も言わないけど凄く悲しそうな顔をする宮舘先生
『、っ、！』
その傷痕がついた腕を撫でる宮舘先生
ソワソワして擽ったい
『みや、だ、て、、先生！』
我慢できずに名前を呼べば、ハッとして
宮「ごめんね、今巻くね」
そう言って私の腕に湿布を貼って包帯を巻く
宮「よし、おっけぃ」
綺麗に巻かれた包帯は宮舘先生の几帳面さが出てる
『ありがとうございます』
お礼を言えば、いえいえ、なんて笑う
そんな優しい顔が好きだな、なんて思う
この人の笑顔から目が離せなくなってる自分がいる
ずっと見てたいもん
宮「あれ、俺の顔なんかついてる？」
『あっ、、いや！』
見過ぎてたみたいでそんな事を言われるから否定する
宮「あ、そういえば
あんなに急いでたのってなんか用事が
あったんじゃないの？」
そう言われて思い出す
宮舘先生の笑顔に夢中ですっかり忘れてた
『ひぃくん、、
先生ありがとうございました！失礼します！』
宮舘先生にお礼をして、保健室を飛び出す
それから、ひぃくんが待ってるであろう昇降口まで
なるべる早く歩いた
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朔良(プロフ) - 主人公の年齢が15歳で小6からの主治医のあべちゃん少なくとも4年は主治医のはずですが、医学部は6年生で2年は研修医なので、26歳から主治医になることが出来るはずですなので、小6からだと若くても30歳でないと計算がおかしくなります(--;) (2020年6月20日 19時) (
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作者名：にぎ | 作成日時：2020年6月13日 1時
