エースの妹はエースなわけで。3

109話!! ページ35

｢…ちょっと京治のとこ行ってきます！｣



｢えっ試合観なくていいの？！｣



｢すぐ帰ってきます！！！｣



＿＿＿＿




赤葦side


試合が終わったあと、彩羽がお疲れ様と言いに来てくれた。

先輩たちが変な気を使ったみたいで、俺と彩羽のふたり以外を引き連れてどっか行った。

これ後で詰められるやつじゃん。




｢あは、京治泣いたでしょ！目赤い｣




ケタケタと笑いながらそう言う彩羽。




｢うるさい。
…怖かった、負けるのが。｣




｢えっ京治が弱音吐いた、珍し。
京治基本冷静だけど1回余計なこと考え始めると止まんないもんね〜、｣




彩羽はなんも考えていないように見えて色々考えてたりするんだよな。
俺のことも理解してるのがムカつく。




｢私京治に“トラウマ吹っ切って戦う彩羽はカッコよかったよ”って言って貰えたの嬉しかった、私が去年ボロボロだったのを知ってる人にカッコよかったって言って貰えて嬉しかった、いつも沢山励まされてるよ、ありがとう｣




……あ〜〜〜。ズルいな本当に。




＿＿＿＿




さっき泣いたであろう京治の目はまた涙を浮かべ始めた。泣き虫か？？？とか考えてたらふと視界が真っ暗になった。




そして抱きしめられる感覚。エッ。




｢えっ、け、京治？えっ？｣



ぶわわっと顔に熱が集まるのを感じる。え、え、何いきなり。




｢別にいいじゃん音駒のヤツらにもハグしてたんだし｣




｢え、え〜〜〜…いやそうだけど…｣




とりあえず辛いのかな、って思って背中をポンポンと一定のリズムで叩く。

そしたらギュムゥってアホみたいに力入れられたよ！！死ぬ！！！




｢うぐぐぐぐぐ苦しい力弱めて！！うぐぇっ｣





＿＿＿＿



第16回！彩羽ちゃん質問コーナー！

ここではコメントで(ry




走って歩いてさんから！


｢際限ないから最後にしようかな……はい！好きな曲とかありますか？｣





｢BU○NOUT SYND○OMESさんのヒカリアレが好きです！！！！！完全に作者の好みですゴメンナサイ！！！！
…あと最後にしなくていいんですよ…待ってますよ…(小声)｣





…だそうです！まだまだ募集してるよ！！！！！

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