エースの妹はエースなわけで。3

102話!! ページ28

セット目は研磨の返球を烏野がお見合いして音駒がとった。



｢…研磨ってめちゃくちゃ頭良くない…？｣



リベロが居ない場所で尚且つ飛雄くんがネット際に移動する道にボールを？？？エエ？？？？



｢待って訳分からんバレー中にどんだけ考え事してんの？？？えっみんなそうやって頭ん中色々ゴチャゴチャしてんの？？？え？？？｣



｢うるさいよ彩羽｣



｢大丈夫俺もなんも考えてない！｣



…私の味方はお兄ちゃんだけだよ…
え、てかあそこにいるの仁花ちゃん？



｢ねえあそこ仁花ちゃんいる｣



｢えマジじゃん！！｣



早速声掛けに行くあたりお兄ちゃん仕事が早いね(？)



｢谷っちゃんそこで見てたんだ！小っちゃくて見えなかった！！｣



｢出会い頭すごく失礼なこと言うじゃん｣



仁花ちゃん苦笑いしてる。ごめんねウチのお兄ちゃんが。



｢深刻な顔だね｣



京治がそう声をかけたあと、仁花ちゃんは緊張した顔で話し始めた。



｢…よく考えたら3セットマッチで1セット目を落とすのを見るのは私は初めてだなって…


うちは春高予選始まってから昨日まで白鳥沢との5セットマッチの時以外1セット目ってずっと先取してきたので…｣



｢確かに相手が慣れる前にガーッて獲ってくタイプだもんね｣



そのあとお兄ちゃんと京治が要らんこと言ってた。アホ野郎。



｢…でもね、仁花ちゃん、｣と声をかけた瞬間お兄ちゃんが被せてきた。そろそろ怒るぞ！！！！！！！！



｢“負けたら”そんな事考えて水差しちゃだめだよ


あとの事じゃなく 今 見て
俺たちがどのくらい強くなったか見て｣



私のセリフ遮ってかっこいいこと言ってるのムカついたから肩パンしてたら京治が仁花ちゃんに謝ってた。
仁花ちゃんはイエッ！と否定した。
その後、



｢今までの自分になかった思考を思い知るのは痛気持ちいいです｣



と言った。



｢｢？？？｣｣



｢…てか彩羽なんで俺に肩パンしたの…｣



｢ムカついたから｣



｢エッ｣


＿＿＿＿

第11回！彩羽ちゃん質問コーナー！

ここではコメン(ry

すみた先生さんから！

｢質問です！(3回目)バレーやってなかったら何やってると思いますか！？ ｣




｢どうせ何かしらのスポーツやってるんだろうなぁ…
あ、バスケかも！友達に誘われたことあるし！｣





…だそうです！まだまだ募集してるよ！
すみた先生さんいつもありがとうございます！！！！

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