エースの妹はエースなわけで。

8話!! ページ11

寝てたら着いたよ！！！お兄ちゃんに引き摺られてるよ！！



｢あれっ木兎が引きずってんの妹さん？｣



と知らない声がしたので振り返ると真っ赤なジャージを着たトサカヘッドさん。

アレは音駒のジャージだな？？




お兄ちゃんに｢そう！！可愛いだろ？｣と隣に並べられるけど正直似たような顔してるしね。




｢可愛い！けどめちゃめちゃ似てんな〜？てかあれじゃん、梟谷女バレのエースじゃん、試合テレビで見てたよ〜すごかったね？｣




｢アザース！！まあ！！私が！！全国で1番(自称)の！！エースなのでね！！！｣




俺が一番だ！！とか叫んでるお兄様は無視だ無視




｢お前ら顔も似てるし性格も似てんな 喧しい｣




｢酷くないですか！てか誰ですか！｣




｢いやひでえのはそっちだ！！音駒のキャプテンの黒尾鉄朗だ。よろしくな｣




｢あ、うす！合宿の期間女バレ活動ないんで着いてきました！木兎彩羽です！自主練の時間だけバレーします！おなしゃす！！｣




｢お？普通の練習には参加しないの？｣




｢はい！マネージャーさんのお手伝いします！｣




ぺちゃくちゃ話してたら真っ黒な集団がゾロゾロとやってきたよ思わず｢く、黒い…｣って声に出しちゃったよ。黒尾さんゲラゲラ笑ってたよ。




えっ最後に降りた女の子二人可愛くね？？？？？

後で絶対声かけよ とか考えてたら烏野？のキャプテンらしき人が黒尾さんに話しかけてた。




でたぶん監督の人がびっくりした顔して｢なんで女子インハイ優勝校のエースがここにいるんだ？！？！｣って私を見て叫んで烏野の集団が｢優勝？！？！エース？！｣って叫んでるよ。

すごい団結力(？)

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