『大正ー』「マフィアに♪」 『「ご用心!」』【鬼滅の刃】

弍、本当は……… ページ14

Aside


今日は珍しく炭治郎との合同任務だ。

鬼が出ると言われているのは鬼殺隊本部から遠いところにある大きな街。
その街にはかつて人間の住民がいたが、いまや人間の姿などおらず、鬼達が住む街となってしまっているらしい。

隊員を送りこんだが帰ってくるものはおらず、情報もあまりない。

だから、今私達は聞きこみをするために朝一番の電車に乗っている。

皆さん、私が言いたいことをわかってくれただろうか？









『((ねっっっっっむっ……………))』



そう、とてつもなく眠いのである。

隣では炭治郎がなにやらしゃべっているようだったが、頭がぼや〜っとしてて働かない。

こんなこと、久しぶりだ。


炭「？A、もしかして眠『くないっ………』あはは、…………そんなに無理しなくてもいいぞ？」

『あぁ〜、炭治郎の声が子守り歌に聞こえる……』

炭「ほら、着くまで寝ててもいいぞ。俺が起こすから安心しろ、」

そういって私の頭をゆっくりと撫でてくる炭治郎。

それがとても気持ちよくて、少し、泣きたくなってしまうくらいに優しかった。

血が繋がっている人を失ってしまったこの私に、お兄ちゃんができたような、感じがした。

撫でていた側の私が撫でられる側になるなんて、想像できなかったことだろう。




『炭治郎………』

炭「？」

無意識に出てしまった言葉。これが、私の人生を大きく変えることとなった。









『大好きだよ…、』

こんな私でも、君は愛してくれますか？

参、気づいてしまったこの気持ちの名は……？→←※番外へん【14歳は14歳らしく?】 いろいろぶっとんでます

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