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嶺亜サイド
手越「今日は始業式だったよね?じゃあ､クラス替えの発表か〜」
嶺亜「はい､楽しみです(*^^*)!」
大我「俺は今日からミュージカルの初日を迎えるから､頑張らなきゃ(^^)」
嶺亜「兄さんが出るミュージカル､今度､塾長と観に行くから楽しみ〜(*^^*)」
朝食を食べ終えて「ごちそうさまでした!」と､食器を流しに出して､
ショルダーの通学カバンを肩に掛けた｡
嶺亜「塾長､兄さん!行ってきます(^-^)!」
手越&大我「行ってらっしゃい(^-^)!」
音楽塾を飛び出して､住宅街の中を走って､
いつものバス停に辿り着いた｡
先に来ていたガリさんは相変わらず､ヘッドホンを着けて音楽を聴いている｡
今日もやりますか｡
猪狩「(振り返って)おはよう､嶺亜様(^^)!」
嶺亜「ガリさん!?何で分かったの( ; ﾟДﾟ)!?」
猪狩「もう､嶺亜様がやることなんてお見通しですぅ〜」
嶺亜「ちぇっ…(｀ε´ )」
そんな会話をしている内にバスが来たので､俺達は乗った｡
嶺亜「挙武､颯!おはよう(^-^)!」
挙武&颯「おはよう､嶺亜!ガリさん(^-^)!」
バスの中で挙武と颯に会い､揺られながらいつもの学校に向かう｡
最寄りのバス停に辿り着いて下り､学校に入ると､
クラス替えの発表の紙が貼ってあった｡
颯「やった!嶺亜と挙武と一緒だ(^^)!」
挙武「マジ!?よっしゃあ(≧▽≦)!」
猪狩「お､俺と横原だけ､別のクラスじゃねぇか…(T_T)」
嶺亜「まぁまぁ…休み時間の時に､話せばいいじゃん」
ということで､教室に向かおうとした時｡
ドンッ!
嶺亜「うわっ(＞_＜)!?」
突然､誰かにぶつかって俺はよろけて座り込んでしまった｡
挙武&颯「嶺亜!」
猪狩「大丈夫!?」
克樹「あっ､ごめん(＞_＜)!怪我してない!?保健室に連れていこうか!?」
嶺亜「(顔を見ずに)いや､平気…」
克樹「あっそう…」
琳寧「克樹､何してんの〜?」
村木「早く行こうぜ!」
克樹「あー､ごめん!(呼ばれて､走り去っていく)」
猪狩「何だ､アイツら?あっ､嶺亜様｡立てる?」
ガリさんに手を差しのべられ､「ありがとう」と手をとって立ち上がった｡
さっきぶつかった､同じクラスになる本�盥郤�｡
本�眇�堂の看板息子で､後に俺の恋人になるアイツ｡
その恋物語は､また別の話である…｡
物語は『秀才と小悪魔の条件』へ…｡
最終話(第14話)『俺達はずっと一緒!』 終わり
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年7月12日 22時
