13-4 ページ25
手越サイド
手越「(小太郎は大我と睨み合っている。何とか、小太郎を止めるか)」
俺は早速、行動を開始する事にした。
大我サイド
大我「(とにかく、動きを止めなきゃ!)はっ!」
小太郎「食べちゃって!」
ゼリーフィッシュ・ハンドベルから、
ベールのネットを出して捕まえようとするけど、
小太郎さんがギュイイイン!!とエレキギターを鳴らし、
ピラニア達が出てきて、ベールを食いちぎってしまった。
こうなったら!と、俺はエレキギターを鳴らし、
いくつもの音符(ピンク色)を出して、小太郎さんに向かって飛ばすと、
小太郎さんもエレキギターを鳴らし、
黒色の音符を俺に向かって、飛ばしてきた。
大我「俺の音符を壊した(;゚д゚)!?うわぁっ!?」
嶺亜「兄さん( ; ゚Д゚)!」
しかも、貫通してきて俺の所に襲いかかってきて、
俺は横にジャンプして、ギリギリでかわした。
この時、俺は気づかなかった。
小太郎さんが放った、音符があのスイッチを押すとは…。
小太郎「かわしちゃったか〜。じゃ、もう1発…ぐっ(>_<)!?」
嶺亜「Σ( ゚Д゚)!?」
大我「師匠!!」
小太郎さんの背後を師匠が掴んで、身動きを取れなくしていた。
小太郎「離せっ!何で、ここにいる(`ヘ´)!?」
手越「こんな事をするのは、やめるんだ!小太郎( `ー´)!!」
大我「師匠!」
手越「大我!お前は、嶺亜を助けろ!小太郎は俺に任せてくれ!」
大我「は、はい!」
とりあえず、小太郎さんを師匠に任せて、
拘束されている嶺亜の救出に向かった。
嶺亜「兄さん…」
大我「嶺亜、ごめんな。今、助けるから!」
嶺亜から少し離れると、まずは両腕の鎖に向かって、
エレキギターを鳴らし、音符を出して飛ばして鎖に当てると、
鎖がちぎれて、床に落ちた。
続けて、尾びれの鎖にも音符を当てて、鎖をちぎった。
大我「嶺亜!短剣と真珠貝のブローチだ。社長秘書の女が持っていたよ」
嶺亜「早見さんが!?」
大我「うん、取り返しておいた(^^)」
嶺亜「兄さん…ありがとう(*^^*)!」
短剣と真珠貝のブローチを渡すと、嶺亜はブローチの力で人魚から人間の姿に戻った。
嶺亜「やったぁ(*^^*)!…兄さん」
大我「嶺亜、あんな事を言ってごめんな…(´・д・`)」
嶺亜「俺の方こそ、ごめんなさい…(´・д・`)」
でも、嶺亜が行っていなかったら、
俺らも音楽塾も失くなっていたんだ。
俺達は泣きそうになりながら、抱きしめた。
9人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年7月12日 22時