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手越サイド

手越「(小太郎は大我と睨み合っている。何とか、小太郎を止めるか)」

俺は早速、行動を開始する事にした。



大我サイド

大我「(とにかく、動きを止めなきゃ!)はっ!」

小太郎「食べちゃって!」

ゼリーフィッシュ・ハンドベルから、

ベールのネットを出して捕まえようとするけど、

小太郎さんがギュイイイン!!とエレキギターを鳴らし、

ピラニア達が出てきて、ベールを食いちぎってしまった。

こうなったら!と、俺はエレキギターを鳴らし、

いくつもの音符(ピンク色)を出して、小太郎さんに向かって飛ばすと、

小太郎さんもエレキギターを鳴らし、

黒色の音符を俺に向かって、飛ばしてきた。

大我「俺の音符を壊した(;゚д゚)!?うわぁっ!?」

嶺亜「兄さん( ; ゚Д゚)!」

しかも、貫通してきて俺の所に襲いかかってきて、

俺は横にジャンプして、ギリギリでかわした。

この時、俺は気づかなかった。

小太郎さんが放った、音符があのスイッチを押すとは…。

小太郎「かわしちゃったか〜。じゃ、もう1発…ぐっ(>_<)!?」

嶺亜「Σ( ゚Д゚)!?」

大我「師匠!!」

小太郎さんの背後を師匠が掴んで、身動きを取れなくしていた。

小太郎「離せっ!何で、ここにいる(`ヘ´)!?」

手越「こんな事をするのは、やめるんだ!小太郎( `ー´)!!」

大我「師匠!」

手越「大我!お前は、嶺亜を助けろ!小太郎は俺に任せてくれ!」

大我「は、はい!」

とりあえず、小太郎さんを師匠に任せて、

拘束されている嶺亜の救出に向かった。

嶺亜「兄さん…」

大我「嶺亜、ごめんな。今、助けるから!」

嶺亜から少し離れると、まずは両腕の鎖に向かって、

エレキギターを鳴らし、音符を出して飛ばして鎖に当てると、

鎖がちぎれて、床に落ちた。

続けて、尾びれの鎖にも音符を当てて、鎖をちぎった。

大我「嶺亜!短剣と真珠貝のブローチだ。社長秘書の女が持っていたよ」

嶺亜「早見さんが!?」

大我「うん、取り返しておいた(^^)」

嶺亜「兄さん…ありがとう(*^^*)!」

短剣と真珠貝のブローチを渡すと、嶺亜はブローチの力で人魚から人間の姿に戻った。

嶺亜「やったぁ(*^^*)!…兄さん」

大我「嶺亜、あんな事を言ってごめんな…(´・д・`)」

嶺亜「俺の方こそ、ごめんなさい…(´・д・`)」

でも、嶺亜が行っていなかったら、

俺らも音楽塾も失くなっていたんだ。

俺達は泣きそうになりながら、抱きしめた。

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年7月12日 22時

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