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猪狩サイド

七五三掛「大我が水位を変えるスイッチを押したんだ!」

猪狩「よっしゃあ!これで、俺達が優勢だな(*^^*)!…うん?」

海人「ガリさん、どうしたの?(・・?)」

猪狩「(スマホを見て)兄貴からLINEが来て、俺ら3人は外に出ろって!後は任せろって、書いてある」

七五三掛「だけど、大我と嶺亜が…!」

海人「樹さんも…!」

猪狩「気持ちは分かるけど、ここは兄貴の言う通りにしよう!とりあえず、俺らも退避!」

とりあえず、床に水が来て人魚になってしまう前に、

俺達も急いで、入ってきた扉へと走って、

俺が兄貴から預かっていたカードキーで開け、外に出た。

猪狩「何とか間に合ったな…(ーー;)」

扉を閉めて、一安心していると…。

七五三掛「如恵留!ちゃか!やっと来たんだ(^-^)!」

宮近「おう!皆、無事か(^-^)?」

海人「うん…あっ、さっき戦っていたスタッフ達だ…」

宮近「あぁ、捕まえておいた(^^)」

如恵留「少し扉が開いていて、覗いたら君達が戦っていたからね。スタッフ達が、ここに逃げてくると睨んで、待ち伏せていたの(^^)」

如恵留先生と宮近くんの近くには、

ロープで縛られて動けなくなっている、

スタッフ達が項垂れていて、座っている。

宮近「コイツら、闇バイトをやっていた奴らだった」

七五三掛「それじゃあ、今の社長も関わっていたの!?」

如恵留「いや、闇バイトはこのスタッフ達だけ。彼らは今の社長の顔を知らないし、今の社長も彼らが闇バイトをしているのも知らないよ。闇バイトのリーダーは、社長秘書だよ。社長や闇バイトに関わっていない社員達の知らない所で、やっていたみたいだよ」

海人「そんな…(;゚д゚)」

猪狩「だけど、嶺亜様を犯罪の道に引き込もうしたのは本当だよな?」

宮近「そうかもな、危ない所だったぜ。闇バイトとは知らずに、騙されて働いていた被害者は多かったみたいだ」

如恵留「うん。それより、大我と樹は…」

猪狩「嶺亜様の救出に行ってるよ。無事だといいけど…」

俺達は、兄貴と大我様がいる部屋の扉を見つめた。

嶺亜様…大丈夫だろうか。

七五三掛「如恵留。ビニールに入っている、短剣みたいな奴。それ、どしたの?」

如恵留「これ?あー、火事になったローレライの前社長の家で発見されたんだ。さっき会った、家のメイドさんが持っていて預かった」

海人「にしても、オンディーヌ一族とセイレーン一族が使っている短剣じゃないね」

確かに、見たことない短剣だな…。

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年7月12日 22時

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