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嶺亜サイド
スタッフ「本日、カメラマンを務めるのは
璃蘭「皆さん、おはようございますm(_ _)m」
大我&スタッフ達「おはようございますm(_ _)m!!」
現れたのは、栗色の髪を1つに結んでいて、
透き通るような白い肌をしていて、白いブラウスに下にヒラヒラした黒いジャケットを羽織り、
黒いズボンスタイルの女性で、手には撮影用のカメラを持っている。
お嬢様のような雰囲気の人だなぁ。
猪狩「(小声で)綺麗なカメラマンさんだなぁ…」
嶺亜「(小声で)それに若々しく見えるよね…」
ガリさんと口々に言っていると、社長が話し掛けてきた。
滝沢「城山さんは、聖レジーナ学院の卒業生なんだ」
へぇ〜、ここの学校の卒業生…って今、何てΣ( ゚Д゚)!?
猪狩「嶺亜様、驚いた様子で俺を見ないでよ…(^_^;)」
いや、驚くだろ!って、ガリさんには話してないから知らないよな。
ということは、あの人が塾長のお父さんの恋人…離婚した奥さん?
だけど、確信がないので分かるはずもない。
俺は、兄さんと打ち合わせしているカメラマンさんをじっと見つめた。
滝沢「聖レジーナ学院の卒業生は、ほとんどが聖職者の家系なんだ。彼女もその1人だ。聖レジーナ学院を卒業後、大学に通いながら学院の教会のボランティアとカメラマンのアシスタントをやっていた。大学を卒業後は、カメラマンになったんだ」
猪狩「く、詳しいっすね…」
滝沢「実は俺、この学校の卒業生なんだよ。うちは聖職者の家系じゃないけどね(^_^;)」
嶺亜「(しゃ、社長もΣ( ゚Д゚)!?)」
滝沢「そんなに驚くなよ…(^_^;)」
いや、驚きますって!
うん?ということは…。
滝沢「彼女は俺の同級生でもあるんだ」
嶺亜&猪狩「マジ…( ; ゚Д゚)!?」
滝沢「ただ、あまり話したことはないけどね。昔は聖レジーナ学院の生徒は卒業するまで、恋愛禁止なんだ」
随分と厳しい学校だなぁ。
嶺亜「あの、社長。失礼ですが、おいくつですか…?」
滝沢「あー、今36で来年の3月で37だよ」
嶺亜&猪狩「見えなっΣ( ゚Д゚)!」
滝沢「あはは…よく言われるよ(^_^;)。事務所を立ち上げる前、俺も大我のようにミュージカルとかで活躍していたんだよ。28才の時に引退して、2年後に事務所を立ち上げたんだ。それから、また2年後に当時高校1年生だった大我をスカウトした」
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年6月4日 1時