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海人サイド
中丸「現代の女子高生がおとぎの国を冒険するストーリーなんて、よく考えたよ。絵のタッチもいいし。これで応募しよっか(*^^*)!」
海人「はい!ありがとうございます(*^^*)!」
増田「海人、頑張った甲斐があったじゃん。その漫画の連載が決まったら、俺が読者第1号になろうかな(^^)?」
海人「まっすーさん…//」
中丸「ふふっ(^^)」
漫画のモデルを引き受けてくれた、嶺亜と塾長さんに感謝感謝だ(^-^)。
結果は今年の12月はじめ辺りらしい。
それまで、4コマ漫画の連載を年内いっぱいの休刊まで頑張らなきゃな。
その頃、音楽塾では…。
嶺亜サイド
嶺亜「塾長、兄さん!海人から連絡が!」
リビングで塾長、兄さんとドーナツを食べていると、海人からLINEが来た。
大我「何だって?」
嶺亜「担当の編集者さんからOKもらって、応募する事になったって!」
手越「マジ!?グッジョブ、海ちゃん(*^^*)!」
俺達は嬉しくなって「やった!やった!」と、踊りながらハイタッチする。
大我「休刊が決まった時は、元気なくなったって聞いたから心配したけど…(^_^;)」
手越「まぁ、彼はまだ高校生だし、例え今回が受賞できなくても次があるっしょ」
嶺亜「そうですね!」
塾長の言う通り、賞をとれなくてもまたチャレンジすればいい。
いつか、その努力は報われるんだから。
嶺亜「(うん?ガリさんからLINE…)はぁぁぁっΣ( ゚Д゚)!!!???」
大我「どしたの?(・・?)」
嶺亜「何か、ガリさんのスマホに俺のコスプレ写真が来たんだけど( ; ゚Д゚)!」
ガリさんが送られてきたLINEには、ティアラ付きで茶髪のウイッグを着けた、
ドレス姿の俺の写真が載っていた。
手越「あー、それね。俺が大我にも見せようとして、送ったの(^^)」
大我「そうだ!師匠から写真が来て、樹に見せようと送ったんだ。そしたら樹、蒼弥に送った訳ね…(^_^;)」
思い出した…あの後、塾長が俺の女装姿を撮りたいからって、
スマホで写真を撮ったんだ…(制服姿とドレス姿共に)。
塾長だから、つい心を許しちゃったし…。
兄さんはともかく、樹さんにまで送るなんて…!
嶺亜「塾長、ヒドイです!どーしてそんな事、するんですかっ(>_<)!」
手越「えー、嶺亜があまりにも可愛かったから…」
嶺亜「今すぐ消して下さいっ//」
手越「何でよ〜」
大我「ふふっ(^^)」
でも、塾長にそう言われて嬉しいから、許そうかな。
第6話『漫画のモデルで急接近?』 終わり
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年6月4日 1時