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海人サイド
海人「嶺亜…」
手越「俺も付き合うよ｡海ちゃんの漫画､読みたいな〜(^^)」
聡「俺も読みたい!お兄ちゃん､言っていたよ｡海人が描く漫画は世界一だって」
あっ…そうだった｡
あれは､俺が4コマ漫画の連載が決まって､
初めて俺の4コマ漫画が載った少女漫画の雑誌を､
まっすーさんが見た時だった｡
今から半年前｡
海人「まっすーさん!僕が描いた4コマ漫画､見て下さい(^-^)!」
増田「おっ?どれどれ…」
学校の帰りに少女漫画の雑誌を買って帰り､
お店をやっていた､まっすーさんに､
少女漫画の雑誌に初めて載った4コマ漫画を見せてあげた｡
海人「ど､どうですか…?」
増田「なかなか面白いじゃん!ラブコメだっけ?特に主人公の女子高生がユニークじゃん｡俺は好きだよ(*^^*)!」
海人「あ､ありがとう…ございますっ//」
増田「海人が描く漫画は世界一だって､俺は思うよ｡まだ駆け出しではあるけど､きっと世界中に愛される漫画家になれるって､俺は信じてるからさ!頑張りな､海人(*^^*)!」
海人「は､はいっ(*^^*)!」
想い人にそう言われたのが､凄く嬉しかったんだ…//｡
聡「思い出した(^^)?」
海人「うん…」
大好きなまっすーさんの為にも､
あの少女漫画のストーリー部門の賞をとらないといけないんだ!
海人「よし!食べ終わった事だし､再開しなきゃ!聡､ナポリタンご馳走さま(^-^)!」
嶺亜&手越「ご馳走さま(^-^)!」
聡「どういたしまして(^-^)!」
嶺亜「海人､あと何時間ぐらいで終わる?」
海人「17時に終わらせたいから…あと､4時間ぐらいかな(^_^;)?」
嶺亜「っていうか､今日中に終わるわけ(¬_¬)?」
海人「大体､イメージついているから大丈夫だよ!あと､衣装を着た嶺亜と塾長さんの写真を見て参考にするから!」
嶺亜「余計に心配になってきた…(-_-;)」
手越「アハハ…(^_^;)」
その後､嶺亜と塾長さんをモデルに､
漫画の下書きを描いて､あっという間に1日が終わったのだった｡
後は､上からインクでなぞって色を付ければ完成(*^^*)!
1週間後…｡
海人サイド
海人「どうですか…?」
増田&聡「…」
俺を担当している出版社の編集者・中丸雄一さんは､
完成した漫画をジッと見つめている｡
漫画を見てから5分後､俺達が見守る中､
中丸さんはようやく口を開いた｡
中丸「…うん｡いいんじゃない(*^^*)!」
海人「本当ですか!?」
増田「やったな､海人(^-^)!」
聡「良かった…(^^)」
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年6月4日 1時
