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嶺亜サイド
それから、塾長にバックハグされたり、
回転ハグをされたり、壁ドンされたりする等のポーズの要求をされた。
顔が果実のように赤くなってきて、心臓のスピードが速くなってくる。
嶺亜「(海人〜!早く終わってぇ〜(>_<)!)」
海人が描き始めて、1時間後…。
海人「はい、OKです!もういいですよ(^-^)!」
嶺亜「(もうダメ…)」
ようやく解放され、俺はへなへなと座り込んだ。
手越「嶺亜、疲れちゃった(^_^;)?」
嶺亜「は、はい…」
海人「(嶺亜、大丈夫かな(^_^;)?)じゃあ、休憩にしましょう。もうすぐ、お昼なので」
休憩!?これで終わりじゃないのΣ( ゚Д゚)!?
いや、でも海人の為だ!塾長と距離を縮めるチャンスだ!
諦めてたまるかぁ!!
海人サイド
お昼が近づいてきたので一旦、休憩にして、
階段を下りていくと、キッチンから良い匂いが漂ってきた。
もしかするとと思い、キッチンをチラッと覗く。
海人「あっ、聡。帰ってきたんだ。お帰り(^-^)」
聡「ただいま、海人。もうすぐ出来るから、ちょっと待ってて(^-^)」
エプロン姿の聡がフライパンで、茹でたパスタを炒めていた。
なるほど、今日のランチはイタリアンというわけね。
嶺亜「聡、お邪魔してるよ(^^)」
聡「あっ、嶺亜!いらっしゃい(^-^)!塾長さんもいらっしゃいませ(^-^)!」
手越「お邪魔してます(^-^)」
聡がランチを作っている間に、いつもご飯を食べているテーブルに2人を案内した。
嶺亜「座布団なんだ(^_^;)」
海人「うん」
嶺亜と塾長さんは座布団の上に正座して待ち、
俺は聡を手伝おうと、キッチンに行く。
聡に手伝うと言うと、「じゃあサラダをよろしく」と言われたので、
スーパーで購入したというサラダを小皿に移し変える。
冷蔵庫からフレンチドレッシングを出して、
2人が待っているテーブルに運んでいった。
聡「出来たよ〜(^-^)」
今日のランチはナポリタンだ。
パスタだけではなく、ウィンナーやピーマン、玉ねぎも、
トマトケチャップが染み込んでいて、美味しいんだよねぇ(*^^*)。
聡「さ、召し上がれ(*^^*)」
嶺亜&手越&海人&聡「いただきまーす」
聡が作る料理は、本当に美味しい。
お店を手伝ってくれるだけでなく、家事もやってくれるので、助かっている。
嶺亜「聡もファッションデザイナーになりたいの?(・・?)」
聡「うん。だけど、お父さんからは反対されちゃって(´・Д・`)。お姉ちゃんは、応援してくれるけど…(^_^;)」
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年6月4日 1時