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嶺亜サイド

手越「シゲのおじいさん、元気?最近、挨拶に行ってないからさ」

加藤「バリバリ元気よ。今年で82才になるのに(^_^;)」

は、82才Σ( ゚Д゚)!?凄っ…。

結構、長生きしてるのね…(^_^;)。

手越「今度、久々にシゲの家に行こうかな」

加藤「あぁ、いいよ。そっちも都合があるだろうし、いつでもいいわ」

手越「OK。嶺亜もどう(^^)?」

嶺亜「是非、行きたいです!シゲアキ先生、その時はよろしくお願いします(^-^)!」

加藤「うん。京本くんも連れていくんだろ?」

嶺亜「ど、どうでしょう…(^_^;)」

多分、兄さんは「2人だけで行ってきて」って言いそう。

何しろ、兄さんは小説派よりも漫画派なんだ。

俺もどっちかというと漫画派ではあるけど、

シゲアキ先生のおじいさんが書いた本はちょっと興味がある。

そういえばこの前、海人からLINEが来ていたけど、

何だか元気なさそうなメッセージだったな。

連載している4コマ漫画が描けなくなったとか?(・・?)

手越「俺、ちょっとトイレに行ってくるね」

加藤「じゃあ、俺も」

塾長とシゲアキ先生は立ち上がり、トイレに向かった。



手越&加藤「お待たせ」

如恵留「お二人とも、お帰りなさい。お手洗いに行っている間に、料理が来ましたよ(^-^)」

嶺亜「早く食べましょ(*^^*)!」

塾長とシゲアキ先がトイレから戻ってきたので、

注文して運ばれてきた料理を食べることにした。

手越「そういえば俺らがいない間、何を話していたの?」

鶏の軟骨の唐揚げを手に取りながら、塾長が聞いた。

如恵留「えっと…(小声で)嶺亜、何だっけ(^_^;)」

嶺亜「(小声で)俺が絵画コンクールで大賞をとった話でしょ(^_^;)!」

加藤「(内緒話じゃあるまいし、そんな小声で喋らなくても…)」

手越「あー、そうだったんだ。(加藤に)嶺亜、自分が描いた絵を絵画コンクールに出したら、大賞をとったんだって(*^^*)!だから今日、お祝いにここで夕食を食べようと思ったんだ」

加藤「そうだったのか。中村くん、おめでとう(^-^)!」

嶺亜「ありがとうございます!美術館に期間限定で、僕の絵が飾られるのでお時間があれば是非(^-^)!」

加藤「もちろん、その時は行かせてもらうよ(^-^)」

如恵留「嶺亜、おめでとう(^-^)」

嶺亜「ありがとう、如恵留先生(^-^)!」

塾長や友達だけじゃなくて、如恵留先生やシゲアキ先生にも祝福してくれるなんて、俺は幸せだぁ…(*^^*)。

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年6月4日 1時

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