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第6話 漫画のモデルで急接近? ページ18

嶺亜サイド

キーンコーンカーンコーン…(チャイムの音)。

嶺亜「ふわぁ〜…\(〜o〜)/」

濱田「皆、おはよう!出欠とるで〜」

チャイムが鳴ったと同時に、

俺は欠伸をし、濱田先生が教室に入ってくる。

眠い目を擦りながら返事をし、

出欠を終えた所で、朝のホームルームが始まった。

濱田「今日は嬉しいニュースやで(*^^*)!」

ニコニコしながら、教室を見回す濱田先生。

嬉しいニュースって、何だろ?

濱田「うちのクラスの中村が、絵画コンクールで大賞を受賞したで(*^^*)!」

生徒全員「おーーーっ!!!」

嶺亜「えっ?」

濱田先生が告げた途端に、俺の方を見るクラスメイト達。

俺は分からないまま、キョトン。

横原「嶺亜、凄ぇじゃん(^-^)!」

猪狩「おめでとう(^-^)!」

横原とガリさんにまで祝福され、何の事か分からない。

挙武「お前、忘れたのかよ?先月のゴールデンウィーク明けに、絵画コンクールに応募したって俺らに話したじゃんか(^_^;)!」

あっ…そうだった(^_^;)。

俺、2ヶ月前からゴールデンウィーク中まで、

絵画コンクールに応募しようと、空いてる時間と日を利用して、

部屋にこもって描いていたんだった。

嶺亜「この前まで中間試験の勉強で精一杯だったから、コロッと忘れてたよ…(^_^;)」

俺は頭をかきながら言った。

颯「スケボーだけじゃなくて、絵の才能もあるなんて有能すぎない(^_^;)?」

挙武「だな。今日は放課後、ガリさんがバイトしているカラオケ店でお祝いしようぜ(^-^)!」

横原「賛成〜(^-^)!」

猪狩「なら、ランチとドリンクメニュー、サービスしてやろっかな(^-^)!」

嶺亜「皆、そこまでしなくても…(^_^;)」

そう言いながらも、内心では嬉しい俺。

濱田「中村が受賞した絵画は、期間限定で美術館に展示されるで!要チェキや!中村、この度はおめでとさん(*^^*)!」

生徒全員「おめでと〜(*^^*)!!」

改めて、濱田先生とクラスメイト達に教室内に拍手が起きるのだった。



その日の夕方、俺は塾長と港町の市場に来ていた。

手越「嶺亜と外食するの、2ヶ月ぶりだ。あの時は、居候祝いだったよね(^^)」

学校が終わって、すぐに絵画コンクールで受賞した事を塾長にLINEすると、

今日の夜は外食にしよう!と、すぐに帰ってきた。

もちろん、俺が絵画コンクールで大賞をとったお祝いである。

隣街の定食屋かなと思ったけど、今回は違うようだ。

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年6月4日 1時

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