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嶺亜サイド
星輝「嶺亜くん､ありがとう!助かりました(*^^*)!」
嶺亜「いいってことよ…あっ!星輝､今笑った(^-^)!」
星輝「えっ…」
昨日までロボットのように沈んだ表情だったじゃん｡
嶺亜「お前､笑った方がいいよ｡じゃないとお兄ちゃん､悲しむよ?」
星輝「…そうですね(^-^)!」
嶺亜「さ､行こう!お兄ちゃん､待ってるよ(^^)!」
星輝「はい(^-^)!」
星輝を連れて､木々の道を抜けると､白い屋根の一軒家が見えてきた｡
インターホンを鳴らして､俺だと告げると､
すぐに扉が開いて､如恵留先生が出てきた｡
如恵留「嶺亜!良かった…｡(星輝を見て)君が星輝くんね?」
星輝「はい､川��星輝です｡初めましてm(_ _)m」
如恵留「うん｡お兄さんは中にいるよ｡さぁ､入って」
星輝は頷いて中に入り､俺と如恵留先生も後に続いた｡
星輝サイド
京本さんのお知り合いの家に入って奥に行くと､
黒髪の男性と話している､少年がいた｡
黒髪で知的な顔立ちで俺と同じく､全体が白い服を着ている｡
星輝「皇輝!」
兄の名前を呼ぶと､俺の方を見た皇輝｡
少しして､目を潤ませながら話しかけてきた｡
皇輝「星輝…星輝なんだな!?」
俺は頷く｡同時に目から涙が出てきた｡
星輝「うっ…うっ…皇輝〜(T_T)!!」
皇輝「星輝…星輝〜(T_T)!!」
俺達は抱き合いながら､泣いてしまった｡
はぐれた時はもう会えないかと心配したけど､無事で良かった…!
如恵留「ちゃか!彼(皇輝)の面倒を見てくれて､ありがと」
そこへ､嶺亜くんと如恵留先生がやって来た｡
宮近「うん｡(皇輝に)良かったな､再会できて(^-^)」
皇輝「はい…」
嶺亜サイド
大我「嶺亜!星輝!」
嶺亜「兄さん!」
星輝「京本さん!」
川��兄弟の感動の再会を眺めていたら､兄さんと樹さんが入ってきた｡
樹「如恵留くん､ありがとな(^^)」
如恵留「どういたしまして｡どうなるかと思ったけど､本当に良かったよ(^_^;)」
大我「だね｡星輝､怪我はない?」
星輝「はい､大丈夫です!あの､京本さんとマネージャーさんは?」
樹「俺達は大丈夫だ｡まぁ､俺がきょもを守りながら相手していたけどな」
星輝「良かったです｡あっ､皇輝｡俺を保護してくれた､京本さんと嶺亜くんだよ」
皇輝「きょ､京本さんって､ミュージカルを中心に活躍している俳優で､星輝の憧れの人じゃん!」
皇輝は「すげぇ〜」と､兄さんをまじまじと見つめている｡
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年6月4日 1時
