○Ep107 : Youside ページ7
ジョンデ先輩と図書室に行くと
誰も居ない机に腰掛けた
『彼氏、帰ってきたんだね
イケメンだからうちの学年でも有名だよ』
「そうなんですね・・」
なんだろ
ちょっと気まずく思ってしまう
そんな私の様子を察知した先輩
『普通に、してほしいな
申し訳なく思うなら付き合ってくれる？』
「な・・先輩っ！」
悪戯に笑ってそういうジョンデ先輩
胸がキュッと締め付けられる
そんな顔しないでって頭を撫でてくれるから
ただ黙って身を任せた
『他人のモノに手を出す主義ではないって嘘ですか？』
「・・チャニョルっ・・」
『俺、もう帰ってきたんで大丈夫です。
Aの心配はしないでください。』
「ちょっ・・」
チャニョルは強引に手を引くと
私を図書室から連れ出した
「待ってよチャニョル！痛いよ！」
私の声で我に戻ったのか
ごめんと一言漏らして手を離した
何かあるわけでもないのに
ちゃんと待ってたのに
何をそんなに不安がってるの？
「カナダで、何かあったの？」
『何もないよ。
隣にいることが久しぶりだから
正直焦っただけ・・ごめん』
そんな弱い姿を初めて見た気がする
いつも私を守ってくれて
優しくてオッパみたいな無邪気な人
弱い姿なんてないと思ってた
俺が好きなんだからいいのって
そんな風に笑う人だと思ってた
でも私の行動一つで不安になってしまう
それくらい私のことを好きで居てくれる人なんだ
「チャニョルは本当に真っ直ぐだねっ」
そんなチャニョルが大好き。
ギュッと頬を摘んだ微笑んだ
そして優しく抱きしめようとした時
キーンコーンカーンコーン
授業開始のチャイムが鳴り響いた
「戻らなきゃっ」
私の言葉に名残惜し見ながらも
教室までの廊下を手を繋いで歩いた
○Ep108 : Chanyeol→←○Ep106 : Youside
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しー(プロフ) - Yellow8938さん» おはようございます。そしてありがとうございます。そう言ってくださる方がいることが私の支えです...頑張りますのでこれからも、よろしくお願いします。 (2017年5月28日 10時) (
レス) id: 25b153c3b7 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - おはようございますおはようございます作者様の気持ちを大事にあまり気にせずに頑張ってください私は読めるだけでもうれしくて更新通知が来るのが楽しみな一人です今日一日体調崩さないようにがんばってください (2017年5月28日 6時) (レス) id: 5bbac16401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しー | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/12-093
作成日時：2017年5月26日 11時
