検索窓
今日:21 hit、昨日:27 hit、合計:63,643 hit

第22Q 赤司様とみっちゃん ページ25

「えっ!!姉弟!?」

吃驚した新井ちゃんが私に詳しく!と聞いてきた。

「あー、えっとそういう事じゃなくてな!」

図る場所に着いた為、地面に座りながらその説明をする。

でも赤司くんのお母さんに付いては話さなかった。
彼もそれは望まないと思うしね。

「そーなんだ!?
あ、てかそろそろ図らないとやばいよ!
私達1番2番だし!!」

まあ分かってくれたようだ。
そして図ろう。

そして新井ちゃんは私の手を引いてくれた。
あ、神だ。天使だ。

図るのは今さっきの先生とは違う先生らしい。
体育の先生は二人いるんだってよ。

「よし、藍川さん、新井さん、お願いしまーす!」

おばさん先生がゴール地点でストップウォッチを持ちながら言う。

スタートラインギリギリに立って、右足後ろ、右手後ろでポーズを取る。
ひじの角度は90度で直角。
そして顔を上げる。

スタート役の人が帽子を振った直後、ゴールを見て出来るだけ小さな歩幅で走る。

バスケの時とは違う、走り方。

短距離だからね。これはお母さんに習ったんだ。

横の人は見ない。

そしてゴールラインの10m先まで走りきった。

「ろ、6.9!!」

去年より0.9秒早いね。去年は7.8だったから。

そして新井ちゃんも追いついてきた。

「9.3!」

先生のその声。

足が速いのは少し鼻が高い。

「藍原さん!速いね!!」

「藍原さん滅茶苦茶早いじゃない!
陸上部入らない!?」

彼女と先生が話し掛けてくる。

「へへ、運動神経は両親譲りなんです!
あ、バスケ部入るので。すいません!」

敬語なのは先生がいるからだ。

速いのはバスケでも得しか無い。

その話をし終わって、別の所に並ぶ。

「ねえ!良かったら藍原さん、Aちゃんって呼んでも良いかな?」

すると、新井ちゃんがそう聞いてくる。
返事は勿論、

「良いよ!あ、私もみっちゃんって呼びたい!」
これだ。
女の子にそう聞かれて断る奴は居ない。絶対いない。

第23Q 性別と過去のお話→←第21Q ウォーミングアップと体力テスト



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 帝光編 , 女主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ツカサ(プロフ) - オチは絶対虹村! (2018年11月21日 3時) (レス) id: 4f74b7f358 (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - ぽんずさん» うっわ、本当ですね!オフェンスとディフェンスが逆になってました、、見返していないので気付かず申し訳ないです、、ありがとうございます。更新頑張らせて頂きますね。 (2018年2月7日 17時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず - 38Q、DFは守備側だと思うんですか……自分の受け取り方が違かったらすいませんこれからもこうしんがんばってください! (2018年2月7日 17時) (レス) id: eb7021b0da (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - プリンさん» そうですw w w!分かる人はわかるネタですよね()コメントありがとうございます! (2018年1月29日 18時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - ごちうさ? (2018年1月29日 18時) (レス) id: 2999c996de (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:alice | 作成日時:2017年12月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。