【黒子のバスケ】帝光中バスケ部、強襲GO！【女主】

第10Q さつきと学校 ページ12

翌日。

「さーつき！
一緒に学校行こうぜ！！」

正面の幼馴染の家へ行き、大声で彼女の名前を呼んでみる。

すると、
「わわ！ごめんね！お待たせ！」
といつもと同じ、可愛らしい声で謝りながらも返事をしてくれた。
急いできたのか、靴の踵を整えている。

そんなこんなでさつきに癒されながら私の1日はスタートだ！

他愛ない話をして居ると、いつの間にか学校についていた。
大輝？ザリガニでも見てんじゃね？

「...ということで学校につきましたけども。」

少し名残惜しげに隣を伺ってみると

パチリ、と隣の赤混じりの桃色の瞳と目が合い、少し笑いあった。

私たちのクラスは廊下越しで別のクラスだ。

「まあ、此処で別れるの寂しいけどすぐ会えるしね」

ふふっ、とさつきが笑い混じりに隣で言ってくれた。

「おー！
じゃ、また！」

右手を上げてバイバイ、と言いながら左側の1組の教室に入る。

授業開始初日で中学で初めての人が多いからか、とても静かだった。

ちなみに私の席は廊下側一番前の席だ。
何故か？当たり前だろ、私は藍原だ。(ドヤ顔)

つまりA組1番！

しかも1年だ。
テストに記入する時は超楽。
大輝は因みにB組1番らしい。

教科書に名前、学年、出席番号、クラス書く時楽でした。

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