光華祭(4) ページ36
短剣を持ったヒューマンが二人こちらに迫ってくる。
『あんたらのお相手は私ってことね。いいよ！ロックグラベル！』
杖を彼らに向け、小さなつぶてを無数に放つ。
二人「うわあああああ」
それらのほとんどは二人の男達に当たり、傷を作っていく。
ならず者「いってーな！やりやがったなてめぇ！」
ならず者が再び駆けてくる。
『ロックグラベル！』
こちらも再び同じ技で対抗する。
しかし威力は先ほどよりも強い。
ついにならず者の身体は飛ばされ、壁に激突した。
ならず者「ぐはっ!?」
よし、と思った。
だがその一瞬が勝負の分かれ目。
店主「もらったぁ！」
いつの間にか背後から店主が迫ってきていた。
『しまった！』
さすがにこんな男に捕まったら振りほどくことなんてできない。
私が人質に取られればラカムも手出しできなくなる。
まさに絶体絶命の危機……
『なんてね』
店主「がはっ!?」
杖の反対側で店主のお腹を思いっきり突く。
よほど痛かったのだろう。
男は腹を押さえてうずくまった。
『残念、予測済み。杖のリーチは長いのよ。……さてと』
私はそいつから短剣を拝借し、捕まっていた女性の縄を切り裂いた。
『大丈夫？立てる？』
女性「は、はい……。あ、ありがとうございます」
『いいよ別に。それより警備兵を呼んできてくれないかな？』
女性「は、はい！」
女性が走り去るのを見送ってからラカムの方を向く。
『あっちはもうちょいかかりそうかな。でも、助太刀はいらなそうだね』
時を少し遡る。
ヒサコがヒューマンの男二人を相手にしている間、ラカムはボスと呼ばれるドラフの男を相手にしていた。
ボスは大きな鉄のこん棒を振り回し、銃弾を弾いてくるので、ラカムは少し手を焼いていた。
ﾗｶﾑ「くそっ、どこに撃っても正確に弾いてきやがる。なんなんだこいつは」
ﾎﾞｽ「ハハハ、銃を持ってるからって調子に乗んじゃねぇぞ？オラ！」
こん棒をラカム目掛けて振り下ろす。
ﾗｶﾑ「うおっ!?」
間一髪で転がり避けたラカムはすぐさまボスの腕を撃つ。
しかし、こん棒を横に薙ぎ払うことでまたしても防がれる。
ﾗｶﾑ「ちっ、なら近距離で！」
ボスに向かって走る。
振り下ろされるこん棒。
避けるラカム。
そして……
バンッ！バンッ！
うまく背後に回り込んだラカムは足を正確に狙う。
ﾎﾞｽ「うおおおお！！貴様あああ！！！」
ﾗｶﾑ「うおっ!?と危ねぇ」
怒り狂ったボスはめちゃくちゃにこん棒を振り回していく。
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おねたん(プロフ) - さみどぅさん» 依頼ありがとうございます！気づくの遅くなってしまいすみません汗。気長に待っていただければと思います。いつ書けるかわかりませんが、気長に待っていただければと思います。 (2018年1月24日 15時) (
レス) id: 6c9f08e392 (このIDを非表示/違反報告)
さみどぅ - ヴァイトでヤンデレ的なのお願いします！ (2017年12月31日 1時) (レス) id: b2b634aab7 (このIDを非表示/違反報告)
おねたん(プロフ) - ルイ＠ノア様難民さん» コメントありがとうございます！ノアですね。了解しました！主人公の設定など他に細かい要望がありましたら、またお気軽にコメントください(*^^*) (2017年5月17日 20時) (レス) id: 2c9bf7c336 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ＠ノア様難民 - グラブルの小説の中でも四騎士さん達のが多いので、ほかのキャラのを作って頂けるのはありがたいです！！ノア様をお願いします！全く来ないので… (2017年5月17日 16時) (レス) id: 69e2a48ede (このIDを非表示/違反報告)
おねたん(プロフ) - 桜花さん» コメントありがとうございます！アルベールですね。了解しました！一応少なくとも３月まではお休み宣言しているので、遅くなってしまうことをご了承くださいm(__)mまた、何か夢主の設定や、こんなシーンが欲しいなど細かいご要望があればお気軽にコメントください(*^^*) (2017年2月25日 8時) (携帯から) (レス) id: 4aa020d7ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おねたん | 作成日時：2016年9月18日 20時
