・ ページ3
志保が若い。
今はもう会ってはいないけれど、
SNSで結婚して2児の母だということは知っていた。
「志保・・・、」
「ちょ、A??何か変なもんでも食べた?あ、わかった。今日終業式だからって浮かれてんでしょ?」
「・・・今日終業式なの・・・?」
「は?昨日散々夏休みの楽しい計画立てたよね?え?大丈夫?どっか、頭打った?」
「あ、そっか。そっか。何かぼーっとしてた。」
「何、ちょっと怖いんですけどっ!」
「ごめんごめん、行こう。教室。」
「いや、ほんと、変なもんでも食べたんじゃないの!」
「食べてないって!むしろ朝ご飯食べれんかったわ。」
「だから、ぼーっとしてんのね。」
どんまい、なんて言われながら教室へ向かう。
足が自然と覚えている。
でも志保に会って確信した。
私きっと、過去にタイムリープしてる。
何それ、って思うけど、
ここまで来ると信じるしかない。
でも私が未来から来たなんて、
絶対に、絶対に、
-------------------------------知られちゃいけない。
45人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろは(プロフ) - こはるさん» ありがとうございます!嬉しいです(><)また更新した時は見てやって下さい! (2020年11月30日 21時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
こはる - 気になる展開で更新されるのをいつも楽しみに読んでました。これからも応援してます! (2020年11月30日 19時) (レス) id: 4c38d7235d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いろは | 作成日時:2020年11月10日 20時