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「あいつら堂々とイチャイチャしすぎ(笑)」
(え！？もしかして付き合ってる設定！？)
「？？」
「あ、うん、そうだよね！そう！」
「A・・・、」
「な、なに！？」
「やっぱ調子悪い？何か昨日から変・・・。」
「あ、いやいや！んなことないの！絵がね！中々描けなくてね！」
「新しいやつだ。」
「うん。」
「Aの絵、好きだな。」
「いやいや、よね先輩の方が上手いでしょ？」
「・・・・・・。」
「え？」
「いや、俺はAの絵の方が好き。」
「・・・・・そっか。」
一瞬驚いた表情を見せたが、
よね先輩はすぐ柔らかい笑みを浮かべて、
私の絵をじっと見ていた。
(え・・・何か墓穴掘ったのかな？)
もしかして、私、よね先輩の絵、褒めるキャラとかじゃなかった！？
もっと横暴だったんだろうか？
ツンデレ的な！？
頭の中がこんがらがり、
動揺していると美術室の扉が開いて、志保と中ちゃん先輩が入ってきた。
「志保！」
「ごめん！遅れたー！！蜂谷先生に捕まってさぁ！！」
「それはドンマイ・・・。」
「ほんっと、あいつあんなとこに立ってんじゃねーよ！」
「当たりが悪すぎる(笑)」
よね先輩のツッコミに中ちゃん先輩はうっせ！と小突き返す。
ほんと、仲良しだよね、確か、幼馴染だったし、
私がじっとふたりを見つめているのに気付き、
志保は私にこそっと耳打ちした。
「A、よね先輩見つめすぎ(笑)」
「///////////。」
その言葉に顔が赤くなるのが自分でもわかった。
「ばれちゃうよ？」
その一言で逆に冷静になった。
(私は、米津さんのことが好きなのか・・・片思い・・・)
まぁ、そりゃこんだけ近ければ好きになるよね、
「A？」
「ううん、何でもない。」
もっと知らなきゃいけない。
ココの私を、
そして、思い出さないといけない。
過去の私を、
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いろは(プロフ) - こはるさん» ありがとうございます！嬉しいです(><)また更新した時は見てやって下さい！ (2020年11月30日 21時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
こはる - 気になる展開で更新されるのをいつも楽しみに読んでました。これからも応援してます！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 4c38d7235d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2020年11月10日 20時
