○g.h ページ16
ふと目が覚めた時、外は真っ暗で、
今が何月何日で何時何分か一瞬わからなくてスマホを見る。
異常な数の着信履歴がすぐ目に飛び込んできて、
すぐに電話をかけ直すと、
慌てたような源さんの声が入ってきた。
『もしもし！？生きてる！？』
「はい、生きてます、え、スタジオ練習とか入ってましたっけ・・・？？」
ヒヤヒヤしながらそう問うと、安堵のため息が聞こえて、
いや、と彼は申し訳なさそうにごめん。と呟く。
『用事、何度かけても出ないから心配して、』
「ごめんなさい。寝てました。」
『いつから寝てたの、』
「昨日からぐっすり。１日くらい寝てたかも、」
『働き過ぎじゃない？』
「源さんに言われたくないです。ちゃんと寝てますか、」
『うん、』
「源さんよりは、時間持て余してるから、大丈夫ですよう。」
『心配させないでよ。』
「はい。」
要件を聞いて電話を切る。
少しばかり過保護な兄のような存在。
けれどもとても大切で、
恋にも似たそんな、愛おしい存在。
「源さんってば、ほんと心配性なんだからなぁ。」
私の小さな心配。
いつも貴方が幸せであることを、小さく小さく願っている。
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いろは(プロフ) - とろろのすけさん» ありがとうございます！現在、執筆中です(^^) (2020年1月29日 11時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
とろろのすけ(プロフ) - 玄さんの長編もっと読みたいです、、！ (2020年1月28日 22時) (レス) id: 70d96213e6 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - なさん» ありがとうございます！また検討してみます(^^) (2019年12月2日 14時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！また、まるさんかくしかくの方に短篇はアップさせて頂きます(^^) (2019年12月2日 14時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
な - またGENさんの長編が見たいです、、 (2019年12月2日 14時) (レス) id: 9d378c9bf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2019年6月18日 23時
