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次の日。
どうやら死んだように眠っていたらしい。
頭をゆっくりと撫でられる感覚に、目を開けると、
目の前には、昨日の主役の姿が、
「え・・・・？」
「おはよ。」
「いや、ちょっと////何でいるの！？////」
「Aのお母さん、丁度出てくるから、康平くん上がっていいよーって。」
「いやいや、お母さん！//////////」
仮にも年頃の娘と男を一緒の部屋へどうぞ、って！！
いや、まぁ、幼馴染ですけど！！////
年頃も何も、もう30になりましたけど！！////////
「いいやん、一緒に住んどるようなもんやし、見慣れてますけど？」
「あのねぇ・・・////」
「おかえり、A。」
「ん、ただいま・・・///｣
布団から出て、
ボサボサの頭を直す。
すっぴんだし、
まぁ今更だけど・・・、
顔も寝起きだし、感動の再会も何もない、なんて思いながら、
あ、そう言えば、あけましておめでとう。って笑う康平を見て、
まぁ、いいか、なんて思ったり。
「あ、そうだ。康平。」
「ん？」
「お土産買ってきたよ。あ、でも東京帰ってからでいっか、あーえーっと、家には来る？よね？」
恥ずかしさのあまり、一人べらべらとしゃべりながら、
バタバタと立ったり座ったりしていると、
落ち着け(笑)と笑われた。
そして、そのまま手を引っ張られて、
康平の腕の中へ、
いやいや////どうしたの、////ちょっと、////
「Aさ、」
「な、なに///？」
「同窓会で酔っぱらって俺に言ったこと覚えとる？」
「え、私、何か言った！？」
「やっぱ、覚えとらんか・・・、」
「え！？」
「ん。」
康平が1枚の紙を取り出す。
それは、あのタイムカプセルに埋めたアンケートだった。
「え・・・・何でそれ、康平が/////」
「自分で俺に出してきたんやろ。」
「え！？/////わ、私、何か、言ったんですかね！？/////」
「ほんま、覚えとらんの？はぁ、」
大きくため息をついて康平はもう1枚紙を出した。
「はい。」
「え？」
「ええから、」
広げたそれは、康平のアンケート用紙。
「え？なに・・・？」
「好きな人のとこ、」
「え？」
好きな人のところを言われた通り見るが、
書いてあるのは当時の彼女の名前。
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いろは(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます！嬉しいです！！次回作もよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月1日 23時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 完結おめでとうございます！いろはさんの作る小説は本当に出てくる夢主さんが可愛くてイキイキしていて読みやすいです！次作も楽しみにしています！ (2019年5月1日 21時) (レス) id: dba886ee1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2019年4月22日 10時
