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「え、遅延？」
「らしいです。エンジントラブルみたいで、」
「うわ〜…。」
一緒に行っていた林がホテル探しますね。と苦笑いで携帯を取り出す。
え、え、ちょっと待って、てことは、次は・・・
「ねぇ、林。」
「？？」
「次はいつ乗れるの？」
「一番早いのが、明日の10時の便だったので、それで変更かけてきましたけど、大丈夫でした？」
「・・・・・それ何時に名古屋着く？」
「えーと・・・18時20分とかだったと思います。」
「・・・・・・・・・。」
「え？Aさん？？」
「はぁ・・・・。」
一際大きなため息が出た。
いやいや、待て待て、絶対スタート間に合わないやつだ・・・・
「Aさん・・・？」
林に事情を説明すると、
彼も苦笑い。Aさんついてないですね、なんて言われて、
彼はホテルの予約もすみやかに手配してくれた。
なんて、仕事ができるイケメンなんだ。
「ついてないよね、」
「大丈夫ですよ。Aさんが頑張ってるの1番知ってるの、大森さんでしょー。」
「・・・・そうだといい。」
(ほんっと、敵わないなぁ、このバカップル早く付き合えよ(笑))
林に慰められながら、何だか眠れない一夜を過ごす。
実家に帰って着替える予定だったため、
帰る時間もないし、会場にはスーツだな・・・
なんて思いながら、
気がつけば朝日がコンニチワ。
あれ、一睡もしてませんけど・・・。
結局寝れず、朝、林に別れを告げて、
10時台の飛行機に乗り込む。
寝てないだけあって、飛行機の中は爆睡。
気が付けば、日本に到着していた。
機内モードをOFFにして、携帯をチェックすると、何本か康平からの着信。
「あ、やばい・・・。」
流石にもうライブ前だし、始まりそうだし
電話かけても出ないだろうと思いかけ直しはしなかった。
急いでいたこともあって、すぐに駅へと急ぐ。
そのまま名鉄特急に乗り、名古屋駅へ。
ヒールだし、走りにくい中、
会場に着いた時には19時は30分ほど過ぎていた。
(化粧もぐしゃぐしゃだ〜・・・)
受付で名前を行って、なんとか入れてもらえた。
ZeppNagoya2階席。
始まって会場はファイナルということもあって、大賑わいだった。
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いろは(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます！嬉しいです！！次回作もよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月1日 23時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 完結おめでとうございます！いろはさんの作る小説は本当に出てくる夢主さんが可愛くてイキイキしていて読みやすいです！次作も楽しみにしています！ (2019年5月1日 21時) (レス) id: dba886ee1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2019年4月22日 10時
