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中堂さんから連絡が入っていたが、それどころではない。
情報を頼りにいろいろ調べた結果、
空き家を管理していた不動産屋は、
あの火事で生き残った高瀬という男だとわかった。
「なんなの、この妙な縁・・・。」
警察に向かう途中、
ミコトから連絡が入る。
『A！！ちょっとどこ行ってんの！！』
「あーいや、ちょっと・・・。」
『鑑定結果が覆った！死因は、ボツリヌス菌じゃない！！ホルマリン！！』
「やっぱり・・・・ホルマリン検出されたの？」
『やっぱりって・・・どういうこと？・・・・知ってたの？』
「ごめん、急いでるから切るね。」
『あ、ちょ！！A！！』
ミコトの電話を置いて、
私は、警察に急ぐ、毛利さんに死因がホルマリンであったことを伝え、
私は、気になっていたことを聞いた。
「ねぇ、毛利さん。」
「はい。」
「未来ある女性ばかりが殺される。そんなこと犯人には予知できませんよねぇ。」
「そうですね。」
「オカシイと思ってたんです。でも‟不動産屋‟には、人生の転機である女性が足を運びますよね。」
「・・・・・気付いてたんですか？」
「姉さんは、あの日、不動産屋に行ってた。」
「・・・・・・・、」
「多分、系さんとの結婚をふまえ、新居を借りるために、」
「・・・・市ノ瀬先生・・・、」
「大丈夫ですよ！何も考えてません！何も！じゃ、帰ります！」
私が警察署を出て行ったすぐあと、ミコトが所長と西武蔵野警察署を訪れていた。
「あれ、三澄先生、まだ何か？」
「え？どういうことですか？」
「橘さんのご遺体の件なら、先ほど市ノ瀬先生が説明に来てくださいましたけど・・・・。」
「え・・・・、」
ミコトはすぐに携帯を鳴らす、
ワンコールで六郎は携帯に出た。
「え、はいはい。わかりました！」
「どした？」
六郎は、電話に出てすぐ、中堂さんの方を見た。
「市ノ瀬さん、知りませんか？って・・・ミコトさんが・・・。」
「A・・・？見てないが、」
「どこ行ったんだろ・・・。」
「おい、ちょっと待て、」
「？？」
「どういうことだ！！久部！！」
「え？」
中堂は大きな声を出して、久部の服の襟をつかむ、
「なんで、お前がこれを持っている！？」
久部の机の上には、ピンクのカバの絵が置かれていた。
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いろは(プロフ) - 青龍 葵さん» 温かいお言葉ありがとうございます。ドラマついに終わってしまいましたね、、この作品もラストスパートです。最後まで読んで頂けたら嬉しいです！ (2018年3月17日 8時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - あっという間にドラマ終わっちゃいましたが、どのような最後（完結）になるんだろう？姉からの手紙を読んで気を失ったのかな？とか思いながら、まだまだ完結は先かと思いますが無理のない程度で頑張って下さい！更新、楽しみにしてますｗ (2018年3月17日 3時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - りなさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！最後まで頑張るので、また見に来て下さい(^^) (2018年3月5日 0時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
りな - うわーー！！！夢主のせつない気持ちがすごく丁寧に書かれていてとても心が折れ締め付けられる思いです。。。これからどうなるのかとても気になります！更新大変ですが頑張ってください！！ (2018年3月5日 0時) (レス) id: 8a0990f49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2018年3月4日 22時
