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「ねぇ、」
「なに・・・?」
「お願い聞いてほしい。」
「なに?」
「もっかい、キスしていい?」
そっと、首筋に触れると、
一気に、顔が真っ赤になる。
覚えてないんだ、
ごめん、
正直に言うと、彼女は、戸惑いながら、いいよ。
とうなずいた。
俺の大きなTシャツから見える
白い首筋に、そっと唇をよせると、
彼女の小さな吐息がもれた。
あ、やばい。
「んっ・・・////」
「A。」
「な・・にっ・・・///」
「好きだよ・・・。」
ちゅっ、
軽いリップ音を残して、
頭を上げると、真っ赤なAと目が合う。
このまま、
「キス、したい。」
「今、したっ・・・////」
「こっちも、」
唇をそっと、寄せると、
彼女は、目を閉じた。
軽く触れた唇、
生々しい感触を残しながら、
真っ赤になって涙目の彼女を抱きしめた。
「やばい、・・・、」
「何が・・・////、」
「好き、Aのこと、好き。ごめん、忘れてほしくない。あの歌忘れて。」
「無理、Lemon好きだよ、私。でも私も好きだ。忘れたくないよ。玄師くんのこと。」
ずっと、ずっと、
傍にいてね。
そういう彼女に、
もう一度だけ、キスを落とした。
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いろは(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます!私も初めて米津さんを書いた作品だったので、ちょっとキャラが掴めてない部分もあるかもしれません(笑) (2019年7月17日 11時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ - 米津玄師の夢小説初めて見たけど米津玄師ってこんなキャラだっけ!?って言うほど甘えん坊で可愛い! (2019年7月17日 2時) (レス) id: 405748e817 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - 桃さん» ありがとうございます!嬉しいです!続編を、短編集3にて、細々と書いているのでそちらもよろしくお願いします(^^) (2018年3月18日 19時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - めちゃくちゃ切なくなりました!お互いに嫉妬しあったりして可愛かったです。 (2018年3月18日 17時) (レス) id: d96ed757e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いろは | 作成日時:2018年2月18日 2時