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すると、坂本さんは、一枚の紙を取り出した。
そして、意気揚々とそれを広げて、中堂さんに見せつける。
それは、いつか、中堂さんが契約した
誓約書だった。
「ぶふっ！！(笑)」
その紙を見て、中堂さんが押し黙る。
その様子で坂本さんが目を見開いて、紙を押し付けるように前に出た。
まるで、子どもの喧嘩だ。
「まぁ、クソは訂正する・・・。」
(お、中堂さん、大人だなぁ・・・。)
「ごめんなさいは？」
(まじか・・・！)
中堂さんは、一瞬目を見開いてキレそうになるが、
私が背中をぽん、と押すと、
渋々、
「す、す・・・すま、なかった・・・。」
と言った。
(進歩したなぁ、中堂さん・・・。)
「やった！」
と大人気なく返した坂本さんに、
「クソ！！！！！」
ともう一度怒鳴る。
あーもうほんとにいい歳した男2人で何やってんだろうか・・・。
「あーもういいですから、そろそろ急ぎましょうよ。ね？」
そういうと、ふたりとも渋々そこを動き出す。
そして、借りて帰るまでの間、
彼らは一度も目を合わせなかった。
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いろは(プロフ) - ハナさん» わかりました！ (2021年1月7日 14時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - ここではなんですので、ボードに書いていいですか……？ (2021年1月7日 14時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - ハナさん» 大丈夫です！ (2021年1月7日 14時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - いろはさん» 質問大丈夫ですか？ (2021年1月7日 14時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - あームさん» ありがとうございます！嬉しいです(^^)頑張るのでまた、読んでやって下さい！ (2018年2月20日 18時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2018年2月15日 18時
