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次の日、彼女は学校へ来なかった。
『市川さん。』
市「ん？」
『…ちょっと話あるんだけど、いい？』
市「うん。」
市川さんは何かを悟ったような顔で、頷いた。
『今日なんでAが休んでるか知ってる？』
市「まぁ知ってるけど。」
『それってもしかして、俺のせい？』
市「え？織山くんは関係ないと思うけど。なんで？」
『いや、実は…』
昨日の事を市川さんに話した。
市「なるほどね。それで怒って休んだと思ったのか。」
とりあえず、休んだ原因は僕ではないようだ。
市「織山くんのせいで休んだわけじゃないけど…まぁ関係はしてるかな。」
『どういう意味？』
市「あのさ、Aが知ってるかは知らないけど、少なくとも私は織山くんの過去のこと知らないわけじゃん？…誰にだって知られたく無い事はある。」
『…俺は、まぁ勝手に話しただけだけど、Aに話を聞いてもらって楽になった。だからAの事も知りたくて。まぁなんの力にもなれないと思うけど。』
市「本当は教えないつもりだったけど、織山くんがそういうなら教えちゃおうかな。…あの子もいつまでも逃げるわけにはいかないしね。」
『教えて欲しい。』
市「今日はね、
あの子のお兄さんの49日なの。
だから休んでる。」
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ゆに。(プロフ) - とあちさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるととても励みになります！更新頑張ります！ (2021年10月2日 0時) (
レス) id: d4814ef93e (このIDを非表示/違反報告)
とあち(プロフ) - とっても素敵です！(泣) もっともっと読みたいです！更新頑張ってください♪ 応援してます！ (2021年10月1日 10時) (レス) id: eeea52000f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆに。 | 作成日時：2021年9月28日 14時
