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時刻は19時を回り、お客さんも誰もいないので私は店を締め、
閉店後の作業を行っていた。
和室の方へ行くと昨日の事を思い出し、思わず手が止まってしまった。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
誰かがドアを開けた音が、私を現実世界へと引き戻した。
『深田くん…』
深「こんばんは。いや〜意外とここ来るの久々だな〜」
『最近は部活忙しいみたいだね』
深「3年生が引退しちゃったんで1年の練習もハードになってきてて。」
『また悩み相談しに来た？笑』
深「いや、Aちゃんに会いたくなって会いに来ました。」
こんなイケメンな後輩くんにそんなの言われたら誰でも惚れちゃうよね。
『ほんと〜？笑そうやってみんなに言ってるんでしょ〜？笑』
深「ほんとですって！笑」
『深田くんモテるからなぁ笑突っ立ってるのもあれだしこっち座んなよ。』
深「失礼しま〜す」
そう言って彼は私の隣に腰掛けた。
深「あ、そうだ。今日せっかく一緒にお昼ご飯食べようと思ってたのにAちゃん教室にいなかったでしょ？」
『あぁごめんごめん。織山くんに学校案内してたんだよね。』
深「紗椰先輩から聞きました。一緒にお昼も食べたんですよね〜」
『そりゃ一緒に食べるでしょ普通笑深田くんは尚大くんの事嫌い？』
深「大好きです。だから俺も誘って欲しかったって意味です〜！」
『それは悪うございましたね〜！』
深「てか、尚大くん呼びなんですね。まぁ紗椰先輩から聞いてましたけどね、尚大くん呼び。
全然気にしてないですけどね、尚大くん呼び。出会って2、3日しか経ってないのに、尚大くん呼び。
俺の事はずっと深田くん呼びなのに、尚大くん呼び。まぁほんと気にしてないですけどね、尚大くん呼び。」
『めちゃめちゃ気にしてるじゃん笑ここから会話聞いた人に語尾が特徴的な人だと思われるよ笑』
深「俺の事は一生深田くん呼びですか？」
『えぇ…竜生くん？』
深「ふふ笑」
『いやキモ！笑なんか反応してよ！笑』
深「キモとかひど！うわ〜傷ついたわぁ〜。」
『そうやって言ってくるから竜生くん呼びしたくないの！笑てか、そもそも”くん”ってキャラじゃない笑』
深「じゃあ呼び捨てでも良いですよ？」
『竜…生』
深「えへへ笑」
『だからなんか反応しろよぉー！笑』
結局小一時間ほど話すだけ話してお腹が空いたから帰ると言ってきた。
『じゃ、また明日ね。』
深「…あ！そうだ、言いたかった事忘れてた！」
『何？』
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ゆに。(プロフ) - とあちさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるととても励みになります！更新頑張ります！ (2021年10月2日 0時) (
レス) id: d4814ef93e (このIDを非表示/違反報告)
とあち(プロフ) - とっても素敵です！(泣) もっともっと読みたいです！更新頑張ってください♪ 応援してます！ (2021年10月1日 10時) (レス) id: eeea52000f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆに。 | 作成日時：2021年9月28日 14時
