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綾「…Oくんは、それが理由で新しい場所へ行ったんですか？」
『…どちらかと言うと、もう1つの理由を表向きの理由にして逃げてきました。』
綾「Oくんは優しい人だと思います。友達の事が大好きだから、
裏切られたくないし、裏切った自分が許せないし、
また同じ思いをするのが怖いんだと思います。」
Oくんの気持ちは何もかもお見通しだというような言い方だった。
綾「けど大丈夫。たとえまたOくんが友達を裏切ってしまっても、
この話を聞いた新しいクラスメイトは裏切りません。
だから、大丈夫。」
きっと綾瀬さんにはOくんが誰だか分かっていて、新しいクラスメイトが誰だかも分かっていた。
気づいた時には髪から滴る水に紛れて涙が流れていて、
手足の指はふやけていた。
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ゆに。(プロフ) - とあちさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるととても励みになります！更新頑張ります！ (2021年10月2日 0時) (
レス) id: d4814ef93e (このIDを非表示/違反報告)
とあち(プロフ) - とっても素敵です！(泣) もっともっと読みたいです！更新頑張ってください♪ 応援してます！ (2021年10月1日 10時) (レス) id: eeea52000f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆに。 | 作成日時：2021年9月28日 14時
