五十九話 クザンside ページ10
ｸｻﾞﾝ「あの仕事人間が街の方行ったの？」
ﾎﾞﾙｻﾘ「みたいだねぇ〜」
ボルサリーノの話を聞きつつ、仕事終わりの1杯を飲んでそこまで興味無さそうな返事をする俺。あの仕事人間が眠る時間以外に休みを作るなんて珍しいけど、俺には関係ないし
アイスティーに口をつけていると、ボルサリーノは「そういえば行先なんだけど〜」と最後の書類に判子を押す。行先もちゃんと決まってる辺り、時間を無駄にしないサカズキらしいと思ったも束の間
ﾎﾞﾙｻﾘ「確か最近有名な占い師に占いに行ってもらうって言ってたねぇ〜。ほら、お前さんがよく行く所だよ〜」
ｸｻﾞﾝ「……は？」
持ってたアイスティーに、その色と同じ氷が浮く。ボルサリーノが何かを察した様な表情をするのを横目に、俺はコトリとティーカップを机に置いた
ｸｻﾞﾝ「あんがと。ちょっと行く場所出来たわ」
ﾎﾞﾙｻﾘ「あんまり一般人に迷惑かけなさんなよォ〜」
ｸｻﾞﾝ「わかってるって(あの子に迷惑かける訳にはいかないし)」
俺は立ち上がり、早足でサカズキがいるであろう場所に足を進める。俺の横を通る海兵達の顔が、妙にひきつっているような気がした
《占い店前》
ほんのりと明かりが灯されたお店を覗き、占い中だと察知し耳を澄ます。CLOSEと店に立てかけられているから、取り敢えず反応を伺うしかないのだ
サカズキの奴変なことしてないだろうな、とか。まさかあいつに限ってそういう事考えてたりはしないよな、とか妙に落ち着かない俺の脳内
静かにして聞きたいのに、やけに煩い心臓のせいで言葉なんか入ってこない事に動揺してしまう。落ち着け落ち着けと言い聞かせていたら中で椅子が動く音がした
『じゃぁ取り敢えずこの辺で……あれ、クザンさん？』
ｻｶｽﾞｷ「おどれ何しちょるんじゃこがな所で」
占いが終わったと思しきAちゃんがサカズキと一緒に仕事場から出てきた。扉のすぐ近くでうろちょろしてたもんだから、Aちゃんに見つかるのは当然
ｸｻﾞﾝ「ちょっと」
ｻｶｽﾞｷ「？？」
さも当たり前の様にAちゃんの横にいるのがムカついた俺は、無理やりサカズキの腕を掴み遠くに連れていく。何が何だか分からない様子のサカズキに俺は小声で話しかけた
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アンドゥ(プロフ) - 月巳 椿さん» コメントありがとうございます!!一気読みして頂けたんですか!?ひぇぇ、めちゃくちゃ幸せです……ほんとありがとうございます…(><) 家族構成はThe私の好みですね(*´∀｀*)ホーキンスには拗らせて欲しくて(まだ出ないけど) 更新頑張ります！ (2020年5月20日 0時) (
レス) id: cc45e2b03a (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - はじめまして！一気読みしましたが、レイリー&シャッキーの両親に、実兄がホーキンス…夢主ちゃんの誰(動物)からも好かれるけど、純粋だから…とにかくエモいてず。更新、頑張ってください！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 46b25a4fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンドゥ | 作成日時：2020年4月23日 16時
