五十五話 ページ6
認定証を貰って早二週間。沢山やってきてくれるお客さんを占いに占いまくってお金も貯まってきた頃
『仕事してます？クザンさん』
ｸｻﾞﾝ「してるしてる。逆に前より仕事の効率よくなったって部下に泣かれた」
『そんなに仕事してなかったんですか……』
2日に1度は占いにやってくる見慣れた姿に呆れつつ、まぁ大事なお客さんであり恩人だからとちょっとおまけして水晶で占う
『今日も運勢ですか？』
ｸｻﾞﾝ「うん、それでいいよ。てかそろそろ電伝虫の番号教えてよ」
『今日は黄色と赤に気をつけろって出てますねー』
ｸｻﾞﾝ「話無視しないで!!」
こうやって番号を聞いてくることが多くなったので、私は慣れたものだと話を無視する。それを嘆くクザンさんだが、ふと私の言った占いを思い出したのか質問を投げかけてきた
ｸｻﾞﾝ「黄色と赤に注意しろって何？」
『モヤが掛かって分からないんです。私が関係してるんでしょうか……』
ｸｻﾞﾝ「えぇ〜」
占い主の私が関係すると、その占いは少し不安定な結果で私に伝わる。私が関係してクザンさんに少し危険があるのって複雑だが、気をつけてくれることに越したことはないだろう
『絶対気を付けてくださいよ！』
ｸｻﾞﾝ「んー、わかった。Aちゃんの言うこと聞く」
俺いい子だから、と頭をこちらに向けてきたクザンさんに、全くこの人は甘えん坊だとなでこなでこしておいた。それを喜んだのか、クザンさんは「仕事頑張ってね！」とお代金と投げキッスを私に与え去っていく
嵐みたいな人だなぁと思いつつも、気を引き締め直して仕事に打ち込むことにする私。最近噂が広まるのが早いから、お客さんの集客率も凄いんだよね！へっ！
《閉店後》
難癖つけてくるお客さんがいないので、快適な仕事ライフを送れた私は夕方頃にお店を閉じた。お昼あたりから晩御飯は外食にしちゃおうかな、なんて思っていた私のお腹は現在ご飯を求めてグゥグゥ鳴っとります
お肉にする？しちゃう？と貯めに貯めた貯蓄を月に一度のご褒美に使おうか悩む。色んな島で何百万と貯めて来たのだから、今日１〜２万使った所で痛手なんてない
ルンルンで掃除を終えた私は、ちゃんと1階の仕事場の戸締りを行い二階に上がる。ふふ……ステーキとか食べちゃおうかな!!
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アンドゥ(プロフ) - 月巳 椿さん» コメントありがとうございます!!一気読みして頂けたんですか!?ひぇぇ、めちゃくちゃ幸せです……ほんとありがとうございます…(><) 家族構成はThe私の好みですね(*´∀｀*)ホーキンスには拗らせて欲しくて(まだ出ないけど) 更新頑張ります！ (2020年5月20日 0時) (
レス) id: cc45e2b03a (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - はじめまして！一気読みしましたが、レイリー&シャッキーの両親に、実兄がホーキンス…夢主ちゃんの誰(動物)からも好かれるけど、純粋だから…とにかくエモいてず。更新、頑張ってください！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 46b25a4fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンドゥ | 作成日時：2020年4月23日 16時
