九十八話 ページ49
クロコダイルさんからお叱りを受けるのかとドギマギしたが、的外れだった挙句クロコダイルのお気に入り認定されている事が発覚した今日この頃
今はクロコダイルさんが「今日はずっと傍にいろ」と言ったのでそれに従っている
ｸﾛｺ「A、これも食え」
『！おいひい！』
ｸﾛｺ「クハハハ！当たり前だ、俺の選んだ菓子だぞ？」
話が終わってから、彼はこんな調子で私に餌付けをしてくる。正直美味しいものばっかり出してくるので拒めない。美味しいものに罪はない
もっもっもっ、とクロコダイルさんの手ずからお菓子を貰っていると、突然部屋の扉をノックする音が聞こえてきた。クロコダイルさんは最悪だと言いたげな表情をして、私の口に持っていたタルトを押し込むと「入れ」とそちらに身体を向き直す
ｻﾝﾃﾞｰ？「あら、あの時のお客さん。また来てたのね」
ｸﾛｺ「俺が呼んだ。……で？何の用だ」
ｻﾝﾃﾞｰ？「秘書としての仕事をしに来たのよ。また野蛮なのが出たみたい」
ｸﾛｺ「……ちっ」
美人な秘書さんの言葉を聞いて苛立ちを隠さず立ち上がったクロコダイルさんは、私を見ると優しい顔をして「ここで待ってろ」と頭を撫でてくる。おぉ、優しい手つき
コクコク頷くと、小さく笑って彼は砂となり消えた。能力者じゃん！すげぇ！と興奮するのを秘書さんはクスクス笑う
『ご、ごめんなさい……ちょっとああいうの好きで』
ｻﾝﾃﾞｰ？「いえ、いいのよ。にしても彼がここまで大切にする人は初めて」
座っても？と私の前のソファを指さした美人秘書さんに頷く私。あんな笑顔で言われて自分のものでないにせよ、頷かないわけにはいかない
綺麗だなぁ、と見つめていると「何か？」と優しい笑みで聞かれハっとし目を背ける。私こう言う美人さんには心底弱いの……ひぇぇ美しい……
こんな美人と二人きりの部屋って結構な運使ってるなぁと思いつつ、気を紛らわせるためクロコダイルさんが準備してくれた紅茶をチビチビ飲む
ダンディな男の人は海軍本部とかで慣れたけど、ここまでの美人さんはお義母さん位しか体験がないので超弱い。早く帰ってきてダンディークロコダイルさん……
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ｸﾛｺ「……今なんか、変なこと言われた気がする」(敵を枯らしながら)
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アンドゥ(プロフ) - 月巳 椿さん» コメントありがとうございます!!一気読みして頂けたんですか!?ひぇぇ、めちゃくちゃ幸せです……ほんとありがとうございます…(><) 家族構成はThe私の好みですね(*´∀｀*)ホーキンスには拗らせて欲しくて(まだ出ないけど) 更新頑張ります！ (2020年5月20日 0時) (
レス) id: cc45e2b03a (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - はじめまして！一気読みしましたが、レイリー&シャッキーの両親に、実兄がホーキンス…夢主ちゃんの誰(動物)からも好かれるけど、純粋だから…とにかくエモいてず。更新、頑張ってください！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 46b25a4fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンドゥ | 作成日時：2020年4月23日 16時
