八十四話 ページ35
？「ここで待つ」
『了解です』
なんか凄いフカフカなソファに座るよう言われ、待つよう指示を出される。どうやら仕事で忙しいので少し予定より遅れているとの事だ
にしても煌びやかな場所だと、初めて来る場所に興味津々で見渡す私。それを近くで見ていた坊主頭の彼は何を思ったのかフッと鼻で笑う
『むむ、なんで笑ったんですか』
？「初対面と今で印象が違ったもので」
子供っぽい、と言われむむむっとしつつも仕事相手だと堪える。これでもちょっとは大人びてきたんですからね！
暇潰しにと坊主頭の人と自己紹介しつつ占い相手を待っていると、ガチャりと扉が開き誰かが入って来る足音が聞こえた。占い相手かな？と振り返ったらそこには─────────
？2「よくやった、Mr.1。下がっていい」
Mr.1？「御意」
私に言った名前とは違う名で呼ばれた彼は、そそくさと部屋から退出する。ダズ・ボーネスって名乗ったじゃん！Mr.1って何、渾名的な？それなら凄絶に謎だよ……壱だから……？？？
ダズさんの事で頭がいっぱいになっていると、占い相手は「自己紹介でもしようか」と葉巻に火をつける。葉巻独特の匂いとは他所に、どこかいい香りがするのは何故なのか
ｸﾛｺ「俺ァサー・クロコダイル。名前は知ってるだろう？」
『はい、まぁ……いつもお世話になってます』
ｸﾛｺ「？」
なんの事だと言いたげな顔に、バンチ君なんですけどと言えば「あぁ、あの」と煙を吐いた。今の時期移動する人間が多いから一時的に貸してるだけで、そろそろその期間は満了するらしい
バンチ君ともお別れかァとしみじみしつつ、仕事に戻る為気を取り直して準備をし始めた。まずは雰囲気作りから部屋の灯りをランプのみに変える
ｸﾛｺ「それは？」
『あぁ、これですか？リラックス兼雰囲気作り用のアロマキャンドルですよ』
ランプとは反対の場所に設置しているキャンドルに目を細めたクロコダイルさんは、私の説明を聞くとすこし顔を近づけてスンと鼻を動かす。凄い大きな身体をしているから私のサイズにあった机には屈むようになるのは自然か
てかよく私のサイズの机あったね優しさか？？？？
なぜあるかなんて考えても意味無いので、さぁさぁ何を占いますかと無い袖を捲る。速攻で「ここ数日分の運勢」と言われた時は驚きました。丸!!!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アンドゥ(プロフ) - 月巳 椿さん» コメントありがとうございます!!一気読みして頂けたんですか!?ひぇぇ、めちゃくちゃ幸せです……ほんとありがとうございます…(><) 家族構成はThe私の好みですね(*´∀｀*)ホーキンスには拗らせて欲しくて(まだ出ないけど) 更新頑張ります！ (2020年5月20日 0時) (
レス) id: cc45e2b03a (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - はじめまして！一気読みしましたが、レイリー&シャッキーの両親に、実兄がホーキンス…夢主ちゃんの誰(動物)からも好かれるけど、純粋だから…とにかくエモいてず。更新、頑張ってください！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 46b25a4fbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アンドゥ | 作成日時：2020年4月23日 16時
