六十話 クザンside ページ11
ｸｻﾞﾝ「お前って占い信じるタイプだったっけ」
ｻｶｽﾞｷ「そういう日もあるじゃろ」
ｸｻﾞﾝ「お前に限って興味無いもんにいきなり興味持ち始めること滅多にないだろ」
何か裏があるに違いないと言う目で見る俺に対し、サカズキは面倒な奴に絡まれた時の表情で俺を見た。恨むならあの子に近付いた自分を恨めよな
ジーッと発言を待っていると、サカズキはボソリと「惚れて悪いんか」という言葉を放った。俺はそれを聞いてあっけらかんとしつつ、すぐに意識を戻してサカズキの肩を掴む
ｸｻﾞﾝ「やめろ」
ｻｶｽﾞｷ「は？」
俺の心からの一言にサカズキは一瞬呆けたかおをするも、なんでじゃと嫌そうに手を払いのけられた。俺自身好きだとかまだ確信づいてないけど……なんだろう。俺もやなんだよ、Aちゃんと男を二人きりにするの
兎に角止めろと言うも、サカズキは「お前の言うことを聞く義理はない」と最もなことを言ってAちゃんの方を向いた
まだ話は終わってないとサカズキについて行くも、サカズキはもう無視の方向で行くのか俺に返事をしない
『え、えっと……お疲れ様です？』
ｻｶｽﾞｷ・ｸｻﾞﾝ「「ありがとう……お前じゃ(ない/なか)」」
発言が被って一触即発状態で睨み合う俺とサカズキ。次何かあったら怒鳴り声でも出そうな雰囲気の中、俺たちの下にいるAちゃんはそうでも無い様で
『ん、んふふ……っ』
俺たちの様子を見て何処か可笑しかったのか、彼女は笑い声を堪えるような声を出す。どこが可笑しいのか、俺もサカズキも分からないわけで
ｻｶｽﾞｷ「何がおかしいんじゃ」
『だって二人とも……ふふ。とっても仲良しなんですもん』
ｻｶｽﾞｷ・ｸｻﾞﾝ「「誰がこいつなんかと！」」
『んふふ……あっははっ！』(笑
何やらツボにハマったのか、お腹を抑えてヒィヒィ笑い始めるAちゃん。おかしな子だなぁと思いつつも、その笑ってる姿が愛くるしくてなんだかどうでも良くなってきた
『はー、いっぱい笑った！二人とも、これからも仲良くして下さいね』
ｸｻﾞﾝ「別にそこまで仲良くないけど」
ｻｶｽﾞｷ「わしゃぁおどれが嫌いじゃ」
ｸｻﾞﾝ「あっ言ったなお前ちょっとオブラートに包んでやったのに」
後で覚えてろよ付け足すと、サカズキから「望む所じゃ」とメンチ切られた。おう、お前明日の訓練覚えてろよ!!!!
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アンドゥ(プロフ) - 月巳 椿さん» コメントありがとうございます!!一気読みして頂けたんですか!?ひぇぇ、めちゃくちゃ幸せです……ほんとありがとうございます…(><) 家族構成はThe私の好みですね(*´∀｀*)ホーキンスには拗らせて欲しくて(まだ出ないけど) 更新頑張ります！ (2020年5月20日 0時) (
レス) id: cc45e2b03a (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - はじめまして！一気読みしましたが、レイリー&シャッキーの両親に、実兄がホーキンス…夢主ちゃんの誰(動物)からも好かれるけど、純粋だから…とにかくエモいてず。更新、頑張ってください！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 46b25a4fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンドゥ | 作成日時：2020年4月23日 16時
