愛らしい ページ12
煉獄side
隊服のまま案内された家の中は
とても広く、家族はいないのか?という疑問が浮かんだ見た限りまだ未成年と思われる
竈門少年は鬼にやられたと聞くが…この世には
鬼などはいない
部屋で日輪刀の手入れをしていると
風呂に入ったはずの宇髄の声がしたからそこへ行ってみれば髪が濡れたままの宇髄が後ろからAに抱きついていた…
きっとやつはAを狙っている、咄嗟に声をかけ、離れさせたが宇髄のイタズラに気が付かないAは話を続けていた
鍋に火がついたままだと伝え2人だけで喋れる空間を作った、これから質問の時間だ
「な、なぁAよ、家族はいないのか?」
『あ、話してなかったですね、私は今一人暮らししている身です。母は病で亡くなり、父はまぁ、家出というかなんというか…ははっ(汗』
「そうか…不躾な質問すまない」
『いや!煉獄さんが謝ることじゃないですよ!父は別として、母だって人間です。何があって、どういう人生を歩んで、どういう死に方をするかなんて誰にもわかりませんから、、
死に抗うというか病と戦う母は真っ直ぐで優しい人で…私、大好きなんです…こちらこそすいませんいきなり身の上話し出しちゃって、ご飯作ってますから!ゆっくりしてくださいね』
そう言うとAは笑った
強い少女だ、父親は何をしているのだろうか
鬼が居なくとも、身近に危険が潜むのは今の世も変わらないと思う。
家出…か、それはあまりにも身勝手過ぎないか??
「父親にはなんとも思わないのか?」
『まぁ身勝手な人だなぁとは思うけど、私を捨てた訳でもないし、第1愛してくれてるのは知ってますから!帰ってきたらシバくんで元気よく帰ってくるのを楽しみにしています(・∀・)』
「ハッハッハ!そうか、その時は我らも手をかそう!」
Aは嬉しそうに話した。先程からの笑顔といい、声もまだ少し幼さはあるが純粋で心が綺麗な子なのだろう
早くに母親をなくし、父親との生活も急に幕を閉じたそんなAに対し胸が締め付けられる
「ここの世界じゃ分からないことばかりだが…
なにか辛いこと、悲しいことがあったら俺を頼ってくれ、いいな?」
不意に出た手を止めれないままそれはAの頭に置いた
驚いたAは暫くしまた嬉しそうな顔をすると元気な声で返事をした
可愛い
彼女は愛らしく、綺麗だった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
すいません!
更新したつもりが非公開になっていました!
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シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2021年12月12日 5時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
忘れん坊(プロフ) - nekonatsu6さん» 本当に感動しましたね!マスクがめっちゃ濡れてしまいました笑 (2020年11月1日 23時) (レス) id: fd773a5934 (このIDを非表示/違反報告)
忘れん坊(プロフ) - 春佳さん» 遅くなってしまい申し訳ないです!いつもありがとうございます! (2020年11月1日 23時) (レス) id: fd773a5934 (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - 私も映画見ましたよ!!めっちゃ泣きました。゚(゚´ω`゚)゚。タオル1枚はいりますね笑 何回でも見れます〜笑 (2020年10月26日 8時) (レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 頑張ってくださいね(^-^) (2020年10月4日 12時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:忘れん坊 | 作成日時:2019年10月29日 0時