明日の剣筋【ゴールデンカムイ】【鬼滅の刃】 (ページ6)

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理解度[甲] ページ6

『あい、分かった』

「分かったって…まぁそうよな、Aさんには関係の無い話だし」

『関係はない、でも私も明日にはここを発つ』

『私も北海道中を回って旅をする。同じ旅人として2人が死なないことを願ってるよ』

Aさんは不思議な人だ
体つきも普通の女の子で口調は少し硬いけど、攻撃を防いだあの時俺はかなりの力を入れていた

それなのに地に根が生えたようにビクともしない

アシリパさんは度の目的を大まかに話したが、話にのめり込んで着いてくるのかと思えば全くそういうわけでもなく
ただただ話を聞いただけだったらしく、見た目だけだと本当に普通の女の子

「杉元はなオソマを食べるんだ！」

『オソマ？なにそれ』

「和人の言うう〇こだ！」

『え、それは引くんだけど杉元そんな性癖が、、、』

「んもうアシリパさん、あれは〇んこじゃなくて味噌だよ！」

『ん？？、、ハハッあぁ、そういう事ね』

年齢はきっと見た目より若い
俺より若くてアシリパさんよりかは年上かな
無邪気な感じがさっきの姿との差が…

『でも味噌は確かにおいし、、シッちょっと静かに』

「外に誰かいるな…俺が見てこよう」

『待って杉元さん、この気配は

鬼です』

「鬼！？」

外から何らかの気配を感じた途端談談笑していたAさんが脇に置いていた刀を手に取った

完璧に鬼を退治するていう思考に切り替わっている

「さすがに鬼とか信じられない」

「アシリパさんの言うとうりだ、扉につっかえ棒してるし大丈夫だよ」

『舐めるな鬼も私も…杉元さんは怪我をしている傷口から血が入れば鬼の仲間入り、そうさせないよう私が守るよ

大丈夫、私はそこそこ強いから』

抜いた刀は見たこともないような真っ黒な刀身

鮮やかな稲妻が走っていた