第二十二話 ページ26
ロッカスからこのクジラの話を聞いた。
このクジラの名はラブーンというそうだ。
先程ラブーンを守ったこと、ラブーンが"
ある日、ラブーンはとある海賊達に出会い、彼らはラブーンにとっての仲間となった。
彼らは出発する日、船長はロッカスにラブーンを二、三年預かるよう頼んだ。
「必ず世界を一周し、ここへ戻る」と約束し、彼らは海に出た。ラブーンもそれを理解し、ずっと待っていたらしい。
ナミ「＿＿＿だから吠え続けるの…。体をぶつけて壁の向こうに…。」
ロッカス「そうだ…。もう……50年も前の話になる…。仲間の生還を信じている…。」
ラブーンが再び吠える。仲間は絶対帰って来るんだと言わんばかりに。
50年も経つのに、まだ仲間を信じているラブーンが素晴らしく思えた。
私ももう少し仲間を信用できていれば、何か違ったのかもしれない。
・
・
・
・
ラブーンについて話した後、ロッカスに出口を案内してもらっている。
とてもクジラの体内だと思えない。まるで水路のようだ。
これだけいじっておいて、クジラの健康上に問題が出ていないなんて大したものである。
ゾロ「腹にこんな風穴開けてよく生きてんな。これも遊び心か？」
ロッカス「
A「医者ね…。なるほど。それならクジラの体の中にいたことと、体に通路があることの説明がつく。」
まぁ、普通ならばあり得ないのだが。
ロッカス「そういうことだ。これだけデカくなってしまうと、もう外からの治療は不可能なのだ。」
ルフィ「船医！？本当かよ！！じゃ、家うちの船医になってくれ！！」
ロッカス「バカいえ。私にはもうお前らの様に無茶をやる気力はない。開けるぞ。」
大きな扉が開いた。空は澄んでおり、風が吹いていて心地いい。
ルフィ「フーッ、出たァ！！！本物の空！！！」
クジラの胃から出られたのは良かったが、問題が一つ残っている。
謎の二人をどうすべきか。それを一応聞いてみたところ、その辺に捨てておけと言われたのでそうした。
すぐ近くに陸があるから、死にはしないだろう。
かなり面倒くさそうなので、なるべく関わりたくない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさな - めっっちゃ続き気になります！受験頑張ってくださいね！ (4月28日 13時) (
レス) @page32 id: 8b6881ee90 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミルク - 初めてのコメント…！来てくれたんですね！ありがとうございます！！めっちゃ嬉しいです(泣)かなり暗い話ではありますが、これからもお付き合いいただけると嬉しいです。私も最近忙しいですが、できるだけ更新するように頑張るのでよろしくお願いします！！ (2023年4月28日 23時) (レス) id: 3d73a86748 (このIDを非表示/違反報告)
ただのヲタク(プロフ) - いい作品ですね！更新頑張ってください~！ (2023年4月28日 23時) (レス) @page21 id: 106b50aefc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコミルク | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/remove.php
作成日時：2023年4月1日 0時
