thirtyeight*important ページ39
その頃、麦わら一味と桜華達はそれぞれに別れ、Aの聞き込みを行っていた。
――“集いの街”――
ナミ「済みません。ここら辺を、白髪で片目に包帯を付けた女性が通りませんでしたか?」
店員「白髪…?包帯…ごめんなさいね、そんな子は多分通ってないわ」
蝶蘭「似たような人とか、何となくで良いんです」
店員「そう言われてもね…白髪なんて珍しいから、すぐ分かると思うんだけど……役に立てなくてごめんなさい」
女性の店員は申し訳無さそうにそう言うと、店へと戻っていった。
ナミ「…確かに…ここに来るまでに、白髪の人とか見掛けなかったわね」
蝶蘭「そうだね……って、あれ?船長さんは?」
ナミ「……え!?居ないの!?」
蝶蘭「う、うん……さっきまで、傍に居た筈だったんだけど…」
ナミ「っ……あの馬鹿…っ!!」
何処かに行ってしまったルフィに、ナミは大きな溜め息を吐き、頭を抱える。
と、その刹那、蝶蘭の懐から電伝虫の音が聞こえてきた。
蝶蘭「桜華からかな?」
蝶蘭は電伝虫を出し、受話器を取る。
蝶蘭「はい、もしもし?」
チョ《あ、出たあ〜〜〜っ!!!あ゙ァ、チョウ〜〜ッ!!》
電伝虫から聴こえてきたのは、大泣きしながら蝶蘭の名を呼ぶチョッパーだった。
ナミ「ちょ、どうしたの!?チョッパー!!」
チョ《ひっくッ…!うあ゙っ…!A゙がぁぁッ!!》
二人「!!?」
――“社の森林”――
サン「なァ、ここら辺で女の子を見なかったか?白髪の女の子」
住人1「さァな、ここら辺ではそういう女の子は見掛けてないよ。なあ?」
住人2「そうだなあ…白髪なら、目立つからすぐ分かんだが…」
サン「そうか…」
「わりいな」とだけ言うと、住人達は少し静かな道を歩いていった。
ウソ「はあっ、どこに居るんだ?あいつ」
サン「この辺の周囲を捜しても、居ねェって事は…」
ロビ「他の場所に、居るかも知れないわね」
サンジの言葉の続きを、ロビンがそう答えた。
すると、ロビンのバックから電伝虫の音が鳴り響く。
ロビ「あら、誰かしら
…もしもし?」
ナミ《もしもし!?ロビン!?》
ロビ「航海士さん?」
電伝虫から聞こえてきたのは、声色からして焦っているナミだった。
ロビ「どうしたの、そんなに焦って」
ナミ《ロビン、大変なの!Aがっ、Aが
三人「!!?」
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ラッキーワンピースキャラ
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暮橋ルミ - ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年1月16日 23時) (レス) id: 7bb132c70c (このIDを非表示/違反報告)
鬼夜狐(プロフ) - 更新頑張って… (2016年12月30日 12時) (レス) id: 4f432e9546 (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - 面白いという嬉しい言葉を下さり、ありがとうございます!私も気づいてたはいたんですけど…ww (2016年8月8日 21時) (レス) id: d712e988df (このIDを非表示/違反報告)
ハニーミルク - おー!なんだか薄桜鬼みたいな感じで面白いです!頑張って下さい! (2016年8月8日 19時) (レス) id: 5ae3306b8b (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - リリさん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年7月29日 1時) (レス) id: d712e988df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暮橋ルミ x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 21時