thirtyfive＊important ページ36
なんとも言えない空気が漂う中…。
ゾロ「……っ」
ゾロの漏れた声が聞こえ、全員のいる医務室に響いた。
蝶蘭「おっ！剣士さん起きたよー！」
桜華「あらあら。随分とまあ遅い起床ね」
二人の楽しそうな声色に、全員が集まり、ゾロのまぶたがゆっくりと開く。
辺りを見回すゾロは、いつも乗っている船だと分かると、体を起こした。
桜華「おはよう、傷の痛みはあるかしら？」
ゾロ「……？誰だ、お前は…」
桜華「…！」
蝶蘭「！あーらま…」
ゾロのその一言に、桜華と蝶蘭は目を見開き、驚きをあらわにする。
しかし桜華は、クスクスと歓楽的に笑った。
桜華「初めまして、私はイヴ……貴方達で言えば、A…かしら？に、仕えている者よ。よろしく」
そう言い、桜華はゾロの前に手を出すが、彼はそれには応えず彼女を睨む。
桜華「まあ、そうなるわよね…
とりあえず、起きた早々申し訳無いのだけれど、手短に今の状況を説明させてもらうわね？
詳しい事は、あとでお仲間さん達に聞いてちょうだい」
直ぐに切り上げた桜華は言葉通り、手短に事の状況をゾロに説明した。
桜華の話が終わると、ゾロは眉をひそめるが、何も言わず頭を縦に振る。
それは、“了承”の意味を指していた。
桜華「話の分かる人で助かったわ。
さて、と…」
そう言うと彼女は、自分の荷物から
一番に興味を持ったナミは、よく出来ているその“ある物”を覗き込んだ。
ナミ「これって……この島の地図？」
桜華「ええ。凄いでしょう？この地図、昨日蝶蘭に頼んで描いてもらったのよ」
ナミ「え、ええっ！？」
ナミが驚きながら蝶蘭の方を向けば、彼女は手を腰に当て、誇った笑みをでナミ達に言う。
蝶蘭「これでも私、出来る女なんだよ！何も人間殺すだけが取り柄じゃないのよ！
それにしても、桜華はいつも急だよ！「持ち前の腕で、この島の地図を描いてちょうだい」って！おかげで私、寝れてないんだから！もう！」
誇った笑みは頬を膨らます程の怒りに代わり、桜華にそう文句を言う蝶蘭。
そんな蝶蘭の怒りも桜華には通じておらず、悪びれもしない彼女は言葉を投げる。
桜華「ふふっ、ごめんなさいね。事が済んだら、何か甘い物を買ってあげるわ
それで許してちょうだい？」
蝶蘭「…………わ、わかった……」
「物に釣られやすい
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ラッキーワンピースキャラ
ミホーク
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暮橋ルミ - ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年1月16日 23時) (
レス) id: 7bb132c70c (このIDを非表示/違反報告)
鬼夜狐(プロフ) - 更新頑張って… (2016年12月30日 12時) (レス) id: 4f432e9546 (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - 面白いという嬉しい言葉を下さり、ありがとうございます！私も気づいてたはいたんですけど…ww (2016年8月8日 21時) (レス) id: d712e988df (このIDを非表示/違反報告)
ハニーミルク - おー！なんだか薄桜鬼みたいな感じで面白いです！頑張って下さい！ (2016年8月8日 19時) (レス) id: 5ae3306b8b (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - リリさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年7月29日 1時) (レス) id: d712e988df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暮橋ルミ x他1人 | 作成日時：2016年7月25日 21時
