twentyfour＊important ページ25
小遣いが減ったゾロと共に、観光を楽しんでいると、遠くの方から声が聞こえた。
ゾロ「おい、隠れろ！」
いち早くそれに気づいたゾロは、Aとナミの腕を引っ張り、路地裏の陰に身を潜める。
ナミ「ちょっと、いきなり何するのよ！」
ゾロ「海軍がいる」
ナミ「えっ？」
ゾロが指を差している方に目を向ければ、確かに海軍が誰かを追いかけていた。
すると不意に、何かを思い出したAが恐る恐ると口を開く。
千華「そ、そういえば……この島…ッ、海賊が多く停泊するらしくて…良く、海軍が来ているって…」
ナミ「な…！それを最初に言ってよ…ッ！！」
突然の言葉に、小声ながらも怒りを込めた言葉をAに投げる。
Aは隠れるように縮こませた体を、肩を跳ねさせながら更に丸くする。
千華「す、すみません…ッ！
に、にしても……海軍は一体、誰を追いかけているんでしょうか……ッ」
ゾロ「さァな、アホな海賊共でも追いかけてるんだろ」
A達が話していると、だんだん海軍が近くなっている事に気付いた。
「うわああああ！！」
三人のうち、A以外が毎日聞き慣れている声も一緒に。
ナミ「ね、ねェ…この声って…」
ゾロ「…あの馬鹿野郎…！！」
千華「え……？」
Aはハテナマークを浮かべ、苦笑いをするナミと怒りを露にしているゾロを見た。
海軍「待てェ！麦わらァ！！」
千華「え…？？」
聞き慣れた単語が、Aの耳に届き、思わず声のした方を向けば
ルフィ「ん？お、ゾロォ！ナミ達も！お前ら、そこにいたのかァ！」
大所帯の海軍に追われている、麦わら海賊団の船長が視界に映ったのだった。
千華「ル、ルフィさん……」
大勢の海軍を引き連れて、大きく手を振りながらA達の方に来るルフィ。
海軍「麦わらの一味いたぞ！！逃がすなァ！！」
ゾロ「マズい、逃げるぞ！」
千華「あ…！は、はい…！」
気付かれた三人は、路地裏から顔を出し、ゾロとナミの後にAが走る。
その時だ。
海軍「！？千華桜！！何故、貴様が麦わらの一味にいるんだ！！？」
「「！？」」
千華「あ…ッ、ヤバいです……」
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ラッキーワンピースキャラ
ミホーク
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暮橋ルミ - ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年1月16日 23時) (
レス) id: 7bb132c70c (このIDを非表示/違反報告)
鬼夜狐(プロフ) - 更新頑張って… (2016年12月30日 12時) (レス) id: 4f432e9546 (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - 面白いという嬉しい言葉を下さり、ありがとうございます！私も気づいてたはいたんですけど…ww (2016年8月8日 21時) (レス) id: d712e988df (このIDを非表示/違反報告)
ハニーミルク - おー！なんだか薄桜鬼みたいな感じで面白いです！頑張って下さい！ (2016年8月8日 19時) (レス) id: 5ae3306b8b (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - リリさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年7月29日 1時) (レス) id: d712e988df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暮橋ルミ x他1人 | 作成日時：2016年7月25日 21時
