仲良しこよし ページ14
というか、私が走ってきていた方向がどうやら海軍ＶＳサボエースの戦場の近くだったらしい。
「ドフラミンゴとどんな因縁あんだよ、お前！」
エースに食い気味にそう言われ、苦笑いを零す。
『いやあ本当にたいしたことは無いんだけど…ね』
「何も無いってことはねェだろう。」
まあサボが言いたいことは分かる。だがしかしほんとに薄らとしかないんだよ……！ちょいあったことあるくらい。
ただひたすらにきっとアイツは私の力が欲しいんだよ！もしくは邪魔されたくないんだよ！！
そう、わちゃわちゃと私たちは話してしまったのだ。目の前に、海軍大将がいるというのに。
｢悠長におしゃべりしてる暇がおありで……｣
藤虎が口を開いた瞬間、空がちかりと赤く染まった。ばっと見上げた先に飛び込んできたのは、隕石。………隕石？！？！そうだったーー！
『こっわなにあれこっわ隕石とかムリムリ人知超えてる！！！』
本能的に！！！怖すぎるんですけど隕石！！！？
さすがのエースとサボも目を大きく見開いている。ってかオイオイオイ鳥籠があるのに隕石なんか突っ込んできたら…ほらー上空で切れちゃたじゃないですかい！
『だあああもうッッ！！』
「おい、！」
呼び止める声を振り切り、助走をつけて思いっきりジャンプすると、そのまま刀を振りかぶり、もう自己最速───光の速さなんて目じゃないくらいに速く、思いっっっきり力を込めて、隕石に刃をぶつけた。
刀を振るった風圧、そして力───それも尋常じゃないほどの。全てが、隕石にぶつかる。
その瞬間、隕石はビュンと空に向かって再び戻っていき、鳥籠でまたもやバラバラになるもそれを気にしないほどのスピードでそのまま海へと落ちていった。
っふう〜、力でゴリ押し作戦成功！
タン、と着地を決め、スチャ、と刀をしまう。
『もー藤虎さんー！いまの市民にも被害出ますってちょっと！』
「あぁすいやせん、助かりました。」
『まあいいですけどー。結果大丈夫だったし。』
いやあよかったよかった隕石とかバカスカ落とすもんじゃないですよー……ってあれ皆さんほらもっと喜び褒めたたえようぜ？何固まってんの？
「いやいやいや……」
｢「「なに普通に会話しとんじゃい！！！」」｣
海兵、そして横にいたブラザーズがビシィッ、と見事に突っ込んだ。
…………わー、気が合うね！(いい笑顔)
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サクラ - 久しぶりに見に来たら、話が更新されていて涙出ました。作者さんのお話ずっと待ってます！お体に気をつけてください！ (9月17日 21時) (
レス) @page42 id: bb281b0fcf (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - 当時からずっと追ってました。もうこちらの世界にいらっしゃらないかもしれませんが今でも続き待ってます。 (2023年5月7日 2時) (レス) @page41 id: 2f5b0dd3f0 (このIDを非表示/違反報告)
景璃(プロフ) - ワノ国編楽しみにしてます！ (2022年11月17日 2時) (レス) @page42 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
わいと - 思わず何度も一から読み返してしまうこの作品......私、この小説にめっちゃドハマりしました！！！ワノ国編編、とても楽しみに待ってます！！！ (2022年10月22日 21時) (レス) id: b45b455b48 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - ほんっとにめっちゃ面白かったです！！！！！ (2022年7月11日 23時) (レス) @page42 id: fd58af60f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちチーズ
| 作成日時：2018年3月26日 19時
