追加は受け付けません ページ13
行く先々で刃を振るい、人々を糸から解放していく。海賊はめちゃくちゃ邪魔しようとしてくるが問答無用でぶっとばした。あ、ちゃんと中心街に向けてね？
まあ国民の皆さんの反応はというと、まず「あ、コイツ邪魔しろいわれたやつやん」と。そっかーらーのー「だけど助けてもらったし…」と戸惑ってるかんじ。そのスキにすたこらさっさと次の場所に向かっては刃を振るってたのだけど……再び、ドフラミンゴの声が国中に響き渡った。
「ひとつ、ルールを付け加えよう。」
フッフッフ、と笑うドフラミンゴと、何故か目が合った気がした。
パッ、と画面に再び私が映る。
「コイツが王宮に来るならば…！このゲームは、終わりだ！！！」
国中が大きくどよめいた。
(そうきたか……)
大方、私が来るなんて、思ってないはず。来て欲しいとも。だけど、こんなこと言ったのは───
「お金のために言っているんじゃないの、貴方がいけばコレは終わるんでしょう…？！」
縋ってくる女の人を力ずくで振りほどく訳にもいかず、困り顔で見下ろす。
(───これを見越してか、)
全くどこまで先を読むんだあのミンゴ！
しん、と辺りが静まり返る。
周りの老若男女、息を呑んで縋るような視線をぶつけてくる。ある意味、身動きがとれない。たしかに、邪魔をする形に、なっているのだ。
糸を切っても、ドフラミンゴはまだ、国民を操っている。
震える手でスカートを掴む女の人の手を、そっと握る。そうして、口を開いた。
『多分、私が行っても終わらないです。あの男は、自分からこのゲームを終わらせない。みんな、死にます。私なら皆さんが操られてるのを止められる。……まだ、操られてる人は、います。』
そう言うと、女の人は、ゆっくりと手を放した。
そうして、再び走り出し、しばらく走った時だった。
ドゴォン！と音がして目の前に人が降ってきた。
「ってェな！」
そうして立ち上がった男から立ち上る炎。
『エース……？！』
「お、フリーザじゃねェか！お前何やらかしたわけ？なんかすげェ扱いだな…っとうおっ！」
大きな岩が降ってきて、慌ててそれを避ける。飛んできた方を見ると、案の定、そこに居たのは海軍大将───藤虎だった。
「エース、と…さっきのやつか！」
タン、と隣に人影が降りてきた。そう、皆さんお分かりでしょうか……サボです。
そうか、サボＶＳ藤虎にエースが追加されたのか！ってアレ……これ、もしかして巻き込まれた？
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サクラ - 久しぶりに見に来たら、話が更新されていて涙出ました。作者さんのお話ずっと待ってます！お体に気をつけてください！ (9月17日 21時) (
レス) @page42 id: bb281b0fcf (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - 当時からずっと追ってました。もうこちらの世界にいらっしゃらないかもしれませんが今でも続き待ってます。 (2023年5月7日 2時) (レス) @page41 id: 2f5b0dd3f0 (このIDを非表示/違反報告)
景璃(プロフ) - ワノ国編楽しみにしてます！ (2022年11月17日 2時) (レス) @page42 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
わいと - 思わず何度も一から読み返してしまうこの作品......私、この小説にめっちゃドハマりしました！！！ワノ国編編、とても楽しみに待ってます！！！ (2022年10月22日 21時) (レス) id: b45b455b48 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - ほんっとにめっちゃ面白かったです！！！！！ (2022年7月11日 23時) (レス) @page42 id: fd58af60f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちチーズ
| 作成日時：2018年3月26日 19時
