船長の願い ページ33
ロジャー「A。ちょっと来てくれないか?」
「はい。?」
シャ「船長と話ってなんですか?」
レイ「………君たちには後後話す…」
ロジャー「Aに頼みがあるんだ。」
「?」
ロジャー「女の子なら、アン。男の子ならエース。俺にはガキが産まれんだ」
「!!!おめでとうございます!」
ロジャー「ただしこれは、Aにしか言わねぇ!秘密だぜ?」
「……了解です」
ロジャー「それで、俺のガキを頼みたい」
「!!!何を言って…」
ロジャー「俺は自首しようと思うんだ」
「船長!」
ロジャー「長い旅だった。楽しい旅。もう十分だ。病で死ぬくらいなら、戦友と共に潔く死にてぇ。」
「でも!」
ロジャー「そうなると、嫁と子供には迷惑をかける…だから、Aが支えてやって欲しいんだ。」
「……」
ロジャー「俺のガキは一応ガープに頼んでおくが、俺の息子として大変な目に合うだろう。親父が俺だから」
ロジャー「だから、支えてやって欲しい。俺を支えてくれたAにしか頼めない。」
ロジャー「俺のガキを頼んだぜ」
「船長。そんな…子供さんと出会う前に死ぬつもりなの?」
ロジャー「それが1番いい。」
「本当に?」
ロジャー「ああ。」
「そう……船長命令しかと受けたわ。」
ロジャー「すまねぇな」
「大丈夫よ。貴方の子供は守り抜いてみせる。」
ロジャー「Aもシャンクスと幸せにな」
「ええ…」
ロジャー「2人の子供が見れねぇのは心残りだなぁ!」
「!!!」
「せめて…せめて、結婚式ぐらいは見て欲しいのだけどダメ?」
ロジャー「!!!今やるのか?」
「今じゃないと見て貰えないのでしょ?」
ロジャー「まぁ…」
「なら!やるわ!明日までに!」
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作者名:咲 | 作成日時:2019年10月3日 15時