ヴィランになった出久くんと私【ヒロアカ】 (ページ23)

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Aside

『痛った…』

あれからアジトへ戻った私は出久に火傷したところの手当をしてもらった
消毒がしみて痛い

｢前から聞こうと思ってたんだけどさ、Aは…なんでヴィランになったの？…｣

言いたくない。本当に辛かった…

でも、出久になら…

『私ね、親に虐待されてたの』

｢え、｣

『本当の親じゃなかった。里子だったんだよ？個性が出る前に引き取られて、きっとあの人達は私の個性に期待してた。でも意志変更ってヴィランじみてるでしょ？毎日暴力奮われて辛かった…雄英行きたいって言ったけどお前には無理だって殴られた…』

あーダメだ話始めちゃったら止まらない…

声も震えるし涙が出てきた

『だからね、、あいつらの意志を変えてやったんだ！！あいつらさえ居なきゃ私は…』

ヒーローになれたかもしれないのに…

そんなこと言っても仕方が無い結局はヴィランになってるんだから

それに拾ってくれた死柄木にはほんとに感謝してるんだ

｢…僕がAの事守るよ｣

『え、』

｢今日Aが助けてくれたように僕も君を守りたい｣

出久っ…

『ありがとう…！！』

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『決行日まであと何日？』

｢あと3日だ｣

『もうすぐか～』

｢今回は僕とAと死柄木と黒霧で行くんだよね？｣

｢え～お留守番～？｣

『ごめんねトガちゃんまた一緒にスイーツたべよ！』

｢食べる！出久くんも！｣

｢うん！作戦が最高したら！｣

｢じゃあ確認するぞ｣

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今回の作戦は1ｰAがヒーロー基礎学で模擬市街地での訓練中に黒霧の個性で行き、USJの時みたく生徒を散り散りにしてオールマイトを倒す

今回は雄英生徒の個性など把握してるからUSJの時よりも上手くいくはず

出久もいる事だし…きっと大丈夫！！