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世界政府の疑問 ロビンside ページ37

ロビン

トラ男さんが口をポツリポツリと話し出した・・

あの子との出逢いのことなど・・まさかあの子がそんな体験をしていたなんて・・・

辛すぎるわ・・

世界政府・・私の人生を奪い・・私の大切なかぞくを奪って島を消した張本人・・

・・・世界政府の考えていることはわからない・・
あんな小さな子にまで手をだすなんて・・・

まるで・・昔の私のよう・・

私はまだ「知恵」という武器があったから・・
なんとか此処まで生き延びてこれたけれど・・

あの子は違う・・

生まれ育った環境も違う・・

私は・・母親にはあんまり会えなかったけど・・存在は知っていた・・
科学者の人たちが親代わりとして愛してくれた・・

私はそんなあの人たちが大好きだった・・・

心から・・

でも・・あの子は生まれてすぐに力が目覚めて
物心つくまえに捨てられてたった一人ぼっちで森の中で暮らしていた・・
彼女の心には昔の私と同じ様な「大きな闇」が存在していた・・

絶望というなの・・・
闇が・・

あの子は本当に優しい子なのね・・

自分は何故生まれてきたのか・・

何故・・こんな能力を持ったのか・・
それを8歳という幼さで考えて一人で生きて戦ってきた・・

私は世界政府に・・海軍に捕まりはしなかったけど・・・
彼女は捕らえられ・・公開実験を行わされていた・・

ロー「・・あいつの真実を知った今・・おまえらに聞きたいことがある・・」

ロビン「あら・・何かしら?」
ウソップ「・・?」

ロー「おまえらは・・あいつを・・・・・・・っ雪奈を化け物だと憐れな小娘だと同情し毛嫌うか?」

2人「「!!??」」

そんなこと私たちは絶対にしない・・
私も同じ様な目にあったからこそあの子の心情が手に取るようにわかる・・

ロビン「・・いいえ・・・私も同じように昔を過ごしてきたから・・あの子を嫌うなんてありえないわ・・むしろその逆よ・・あの子は本当に強いと思うわ・・力だけじゃなく・・心もね・・誰にでもできることじゃないわ・・あの子は本当に優しい子だもの・・」

ウソップ「・・ロビン・・そうだな・・最初はびびったけど・・あいつはいい奴だもんな!」

にししと笑うウソップに真剣な表情をしていたローの顔が少し和らぎフッと笑った

ロー「・・・・フッ)・・・そうか・・さ!さっさと目的地に向かうぞ!」
ロビン「クスクス)ええ」

ウソップ「おう!」

世界を変えるほどの力 ウソップside→←体力温存 ローside



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モレル - ナミュールがデリンジャーに痛めつけられている姿を想像しただけでぞっとします!! (2015年11月8日 5時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - 攻防戦が楽しみにしてます!! (2015年11月7日 14時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - 修正箇所がありました!!ビスタの一人称は俺ですよ!! (2015年11月7日 4時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - とうとう隊長達と幹部達の戦いが始まりましたな!! (2015年11月6日 4時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - 次から次えと新作を出してお疲れではありませんか?? (2015年11月5日 19時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪奈 x他1人 | 作成日時:2015年8月31日 3時

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