敵はすぐそこに ページ14
僕はあの後目を覚ませば・・
若様がいなかった・・
どこにいったのだろう・・そう思って重たい体を起してドフィを探しにいく。
そこであることを耳にした。
目の前からくる部下たちがなにやら話しているのを僕はとっさに近くの壁に隠れて気配を消して話を盗み聞きしていた・・。
「なぁ・・知ってるか?あの白ひげ海賊団がこの島にいるらしい・・」
「まじか!なんのために・・あの白ひげが生きているって・・本当なのか?」
「頂上戦争で消えたからな・・生きている可能性は十分にある・・」
「おっかねぇな・・戦争でも起こりそうだぜ・・」
「あぁ・・まったくだ・・」
なんだって・・・!
白ひげ海賊団・・・といえば・・ドフィから・・聞いた事がある・・
僕の記憶がなくなったのも・・原因は彼等が僕を攫って何かしたからというショックの大きさだと
・・・・許せない・・・
僕は握る拳を更に強くした・・。
血が滲むほどに・・
「っ・・・さない・・」
聴こえるか聴こえないかの声で呟いた
ふつふつと怒りが湧き起こる。
僕はドフィを探した。
王の間にいた・・
バァン
「はぁ・・はぁ・・」
ドフラミンゴ「・・・っ?!・・レインか・・どうした・・そんなに慌てて」
「ど・・ドフィ・・白ひげ・・海賊団が・・この島に来てるって・・・本当?」
ドフラミンゴ「っ?!・・・なぜ・・知っている・・」
「部下たちが・・歩きながら・・話しているのを・・聞いた・・」
ドフラミンゴ「そうか・・おまえは・・どうしたい?」
「・・・・仇を討ちたい・・・僕の記憶を消したやつらを・・許せない・・僕に許可をちょうだい」
ドフラミンゴ「・・フッフッフッ)・・」
突然笑いだしたドフィ・・僕は首傾げた
「?・・ドフィ?・・」
ドフラミンゴ「・・いいのか?本当に・・あいつらのところに行って・・」
「うん!勿論だよ・・ドフィを邪魔する奴等は僕が蹴散らしてくる!」
ドフラミンゴ「っ!・・・フッフッ)そいつは・・頼もしいな・・ニヤリ)なら・・おまえの初任務だ・・レイン・・白ひげ海賊団を・・・・潰せ」
「わかった・・準備してくる」
ドフラミンゴ「あぁ・・気をつけろよ?」
ドフィは頭を撫でてくれた・・
僕はこの優しく撫でるこの大きな手が大好きだ・・
くすぐったい・・
「?・・ドフィらしくないね・・大丈夫だよ・・」
ドフラミンゴ「ああ・・準備できたらまた来い」
「?・・わかった・・」
僕はさっそく準備をするために部屋に戻った
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モレル - ナミュールがデリンジャーに痛めつけられている姿を想像しただけでぞっとします!! (2015年11月8日 5時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - 攻防戦が楽しみにしてます!! (2015年11月7日 14時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - 修正箇所がありました!!ビスタの一人称は俺ですよ!! (2015年11月7日 4時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - とうとう隊長達と幹部達の戦いが始まりましたな!! (2015年11月6日 4時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
モレル - 次から次えと新作を出してお疲れではありませんか?? (2015年11月5日 19時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪奈 x他1人 | 作成日時:2015年8月31日 3時