◆2019. 策士 ノ 助言 ページ12
Ｎｏ ｓａｉｄ.
ヴィル「足止めするわ！
��氷よ！ 怪物の足を凍らせてしまいなさい！��」
鏡の女王が魔導書を開き、アイス魔法を発動させると、タイタンズ・アースの足元に魔法陣が発生。 徐々に氷が敵を侵食していくが、敵が１つ身動きを取った刹那、氷が全て弾け飛ばされる。
エペル「なっ……ヴィルサンの魔法があった簡単に破られるんずな！」
《ジュゥゥピタァァァアア！！ ドコダァァァァアア！！》
足を地面に踏ん張らせていないと衝撃で吹き飛ばされてしまいそうになる咆哮が��タルタロス��内に響き渡る。
イヴ「…………��雷霆の槍��……タイタンに対抗出来る��雷霆の槍��を見つけないと！」
『そうだね。 ひとまず逃げよう。
マップでは、この先に��雷霆の槍��がある格納庫がある』
ルーク「ウィ！ 殿は私がつとめよう。 みんな、格納庫へ急ぐんだ！」
格納庫はタイタンズ・アースの後ろを通らなければ辿り着けない。 少しでもタイタンズ・アースに隙を作らなければ彼女達は敵と真っ向に勝負をしなくてはいけなくなる。
イヴは考える。
ふと、先程のヴィル・シェーンハイトが岩壁に使っていたアース魔法を思い出す。
イヴ「ルーク先輩、タイタンの頭上を狙って岩壁を壊してください！」
ルーク「！？ しかし、」
『イヴを信じて、ルーク先輩！』
ルーク「…………わかった」
Aとイヴは視線だけをルーク・ハントに向ける。
しかし、彼女達の迷いのない瞳を見てしまったルーク・ハントは意を決して、弓で矢を撃つようにライト魔法で形成された矢を岩壁に向けて放つ。
矢が当たった岩壁は見事に壊れ、タイタンズ・アースの頭上に落下する。
すかさずイヴが再び「ヴィル先輩、ロック魔法で落ちてくる岩を鋭利に！」
ヴィル・シェーンハイトは迷いなくイヴの言う通りにタイタンズ・アースに降りかかる岩にロック魔法を付与、刃の如く尖らせる。
ヴィル・シェーンハイトが手を振り下ろすと同時に鋭利になった岩が速度を上げてタイタンズ・アースの頭上に突き刺さる。
岩がその身体に食い込み、咆哮をあげるタイタンズ・アース。
その隙に、彼女達はタイタンズ・アースの横を通って格納庫へと急ぐ。
「あった！ 格納庫はここよ！」
格納庫へと滑り込んだ５人は急いで扉を閉めが、タイタンズ・アースが頑丈な扉に体当たりをし始める。
.
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冬雪(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。次回の更新は少し時間を開けてしまいますが、待ってもらえたら嬉しいです。主人公のこと大好きになってくれて嬉しいです (2022年6月22日 9時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 今回も安定に面白かったです！主人公のどんな時でも冷静で余裕溢れてる感じが大好きです。1年組の支え合って成長していくのがNRCでは新鮮で可愛いですね💕頑張れ、少年少女達！ (2022年6月22日 2時) (レス) id: 8cb660ee08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年6月13日 0時
