□10.それぞれの裏話 その２ ページ10
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□6.常闇踏陰
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『絶対離さないでください常闇くん』
常闇「……」
暗闇に包まれた１階。
私は常闇くんのパーカーの袖を掴みながらエレベーターまで誘導してもらっている時だった。
私達以外誰もいない筈の共同スペースから物音がしたのだ。
『……常闇さん、物音』
常闇「気のせいだろ」
『でも、なん、なんか、おおおおととと音が』
常闇「落ち着け」
「……お前らこんな時間まで何をしている」
地を這うような低い声が聞こえた瞬間、私は声にならない悲鳴を上げながら常闇さんを揺らす。
足音が近づいてるのがわかると、腰が抜け、その場にしゃがみこんでしまった私。
「消灯時間はもうとっくに過ぎてるぞ」
常闇「すみません……相澤先生」
『あ、相澤先生……？』
相澤「でもお前らが夜更かしする筈ねぇから……どうせ時間を忘れて本でも読んでたんだろ白野が」
常闇「よくわかりましたね」
『(間違ってはいないけど何故わかるんだ)』
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取り敢えず暗闇嫌い
□
相澤「早く寝ろよ」
常闇「はい。ほら、行くぞ」
『……』
常闇「どうした」
『……腰、抜けました』
常闇「……」
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□8.少女
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緑谷「うぅ……酷いよ轟くん」
轟「悪りぃ」
『元気出してください、もずくくん』
緑谷「出久だってば！！」
朝の騒動から数時間後。
昼休みになり、食堂に赴いた私達は昼ご飯が乗ったオボンを持ちながら席を探していた。
麗日「白野さ〜ん！ここ空いてるよ〜！」
『麗日さん』
麗日さんの方に歩いて行くとちょうど３人分の席が空いており私達はそこに座る。
『(……あ、なんかデジャヴ……)』
轟「……お、昼飯の味噌汁もワカメか」
轟くんの言葉にフラグが立つ。
すると自分の髪を死守するように頭をホールドする緑谷くん。
轟「どうした緑谷」
緑谷「いや、なんか、危機感を感じて……」
『あ、緑谷くんがいますね』
緑谷「白野さんそれもずく」
麗日「ぶっ！！」
芦戸「お茶子がまた水吹いた！」
耳郎「葉隠布巾ちょうだい！」
轟「今日は緑谷が沢山いるな」
『食べるのがもったいないですね』
爆豪「テメェらいい加減にしろ」←白野の後ろの席にいた
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そしてまた爆豪くんに叩かれた
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『冗談です』
轟「真面目な冗談だ」
緑谷「君達ってホント仲良いよね……」
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■11.【真紅】少女について→←□9.それぞれの裏話 その１
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人間 - すっごく面白いです！！頑張ってください！応援してます！（語彙力） (2019年9月6日 19時) (
レス) id: b33d8396d9 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 喰み娘さん» コメントありがとうございます。そういう使い方もありますね。アドバイスありがとうございます (2019年9月6日 18時) (レス) id: 5b22ab9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 下記とは関係のないご提案なのですが、6.常闇くんのお話の中にて「お花を水に入れて浸す」という表現をされていますが「浸す」より「挿す(サす)」の方が主様のご意向に添った表現になるのではないかと思いました。 (2019年9月6日 16時) (レス) id: b53e9bb8fb (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 初めまして！個人的に1.緑谷くんとの話が好みです。ジ○リが好きなのも好印象だし夢主の夢が朝屋根の上でトランペットを吹くというのも笑えました。 (2019年9月6日 16時) (レス) id: b53e9bb8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月1日 3時
